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本州最南端で本屋さんと本好きが集まって本について考えたら/紀伊半島ブックマルシェ実行委員たち
¥1,000
昨年、田並劇場、old factory books、らくだ舎が中心となって開催した 紀伊半島ブックマルシェ(@田並劇場) 2025年は12月21日に開催しますが、 イベントを知ってもらうため、運営費を調達するため、 一過性のイベントで終わらせずアーカイブしていくため、 いろんな目的を携えて、本のイベントだから本を作ろう! と作った冊子です。 蓋を開けてみたら、 2024年の3インタビューを収録しているほか、 絵本作家のすけのあずささんの書き下ろしイラスト、 小説家の宇野碧さんの書き下ろしエッセイ、 各出店店舗の店舗紹介文や old factory books 助野さん、林澄蓮さんの文章と さまざまな方のご協力によって、 とても豪華な内容に仕上がりました。 イベント当日までに読み込んでもらって、 目当ての本屋さんを見定めたり、 イベントへの気持ちを高めたり、 当日の会話の縁にしてもらったり、 いろんな意味で良い冊子に出来上がったと思います。 協力店でも販売してもらうほか、 old factory books、田並劇場、らくだ舎で直接販売、 (本屋2店舗はネットショップでも販売) いっぱい作ったので、ぜひ興味がある方は 手に取ってもらえたら嬉しいです。 販売してくださる場所も歓迎です。 別途ご連絡ください。 [email protected] 今年のイベントも、出店店舗が増え、より豪華になっています。 ご来場お待ちしています!
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2026Jomon Doguカレンダー・GOOD DOGU!(作品集)セット/さとうゆかり
¥3,740
判型:B5版並製 ページ数:72ページ カレンダーの大きさ:おおよそ縦28cm×横17cm さとうゆかりさんがつくる縄文カレンダー2026年版が届きました。 こちらは作品集とのセットの商品になります。 土偶好きにはたまらない質感のあるイラスト。 あまり興味がなくとも、一年眺めれば、縄文人の仲間入り。 飾りやすいサイズ感もよくて、これは贈り物にもいいです。 個人的には 縄文土器、 とくに華美な装飾から熟練の技に移行していくかのような、 後期の土器が好きなのですが、 さとうさんの絵で 土偶の見方が少し変わったというか もっと知りたくなりました。 愛らしくて、 想像を掻き立てる 土偶のような存在は、 なかなかないんじゃないかな。 土偶のもつ魅力や その表現の豊かさが さとうさんの絵によって グッと引き出されています。 以下は著者ホームページより。 アートディレクションを師匠である佐古田さんにお願いしまして、デザインは私です。 ページを考える上で大事にした事は、土偶のタイプ分けしない事です。たくさんの土偶たちですが、形状や素材などで分類できて、それぞれ名前のように呼ばれているのです。 そういう専門的な事を外して、初めて土偶に遭遇したわくわく感を出そうと構成しています。それから最初の数ページは教科書などで見たことある国宝の土偶さんたちを集めています。 本の仕様について、手触りにこだわって紙を選んでいます。表紙の紙も中の紙もざらっと柔らかく手に残る嵩高紙を選びました。中面で使っているモンテシオンという紙はどうしても紙焼けはしやすいそうなのですが、それも何か土偶に似合うような気がしています。
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夜の木/シャーム、バーイー、ウルヴェーティ 青木恵都 訳【13刷】
¥4,400
発行:タムラ堂 2022年 判型:35cm×23cm 製本:上製 頁数:40頁 13刷無事に入ってきました。 以下はタムラ堂ホームページより。 重版(13刷)の表紙は、「蛇の女神」です。 インド神話などで重要な存在の蛇の神。水と豊穣と守護を象徴し、信仰の対象として崇められてきました。 この蛇の女神が、皆様のお守りとなり、幸福をもたらしてくれますように。 なお、大変心苦しいのですが、今回、定価の改定をさせていただきます。 これまでの本体3,600円が、本体4,000円になります。 どうぞご理解をお願いいたします。 できるだけ長く、ゆっくりと必要な方にお届けしたいので、お一人様2冊まででお願いします。 少しでも早く情報を仕入れ、早く入手する。売り切れてしまったらそこで出合いは終わる。 その情報の言ってしまえば競争によってこぼれ落ちてしまう人がもしいるのだとしたら(間が悪く、また発売日などに疎い自分のことを含めて)、その遅れて本と出合った人が欲しいと思った時に買える機会を細く長く少しでも残したいと思いますし、その辺りが辺境にある本屋の役割なのかもしれないと思うこともあります。 らくだ舎で売り切れるということは、おそらく他の書店の方々のネット通販ではすでに売り切れているのでは、と思いますので、あそういえば買ってなかったとか、どこも売り切れているけれどなんとか買うことができた、そうした声に寄り添うよゆな、しんがり的位置付けで捉えていただければ。 本屋の店頭で見るたびに心を奪われてきた絵本。 まさか取り扱わせていただける日が来るとは思いませんでした。 本当にありがたく光栄なことです。 店頭のみで販売していましたが、 在庫分少しだけ通販分もご用意しました。 判型が大きいので、ゆうパックかヤマト便での発送となります。 送料が高くついてしまいますので、 別商品の同時購入も考えてみると良いと思います。 本書を調べていると度々見られる転売。 中古品を買取に出したり、メルカリで販売したり、 というのはもちろん止める権利などありませんが、 新品同様・未開封として定価以上で販売すること (そもそもそれを目的として購入すること) の良し悪しについて、僕はまだ判断ができていません。 高騰した古書を販売する古書店ももちろんありますし、 必要な人と手放す人がいて、互いに合意した金額で買うこと自体は、 商いの一つの側面でもあるような気もしていますが、 そこには 継続的に本に関わっているかどうか?という視点はあるように思います。 何を言いたいかというと、 「個人」の方が、高く売れるから、という理由で本書を購入し、 読まずに、新品・未開封で定価以上で販売するのはどうかおやめください。 心待ちにされていた方や この本との出合いを喜んでくださる方にどうか届きますように。 以下は発行元ホームページより。 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。 神が住むと言われる木。 そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
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牛を食べた日/らくだ舎出帆室・千葉貴子
¥1,870
発行:らくだ舎出帆室 版型:A6判並製本(縦148mm×横105mm) 頁数:176頁 装丁:濁点 鈴木大輔 協力 そこそこ農園 978-4-9913026-3-3 天アンカット 表紙・背表紙エンボス加工 厚み140mm(クリックポストで4冊まで封入可能) 【書籍概要】 中心から遠く隔たった辺境の地、熊野の山里旧色川村。この地で、牛耕の復活をめざす農家・外山家が、大事に育ててきた牛を食べることにした。 牛を屠畜場へと運び、肉にしてもらうまで。その肉をみんなで分かち合い食べた日のこと、そして後日談。同じ村に住む著者が一連の流れを傍らで見守り、文章と写真で記録した。 動物と暮らすことも、動物を殺し食べることも、あまりに遠くなってしまった現代。大きな文脈では語られ得ない、山里の小さな営みには、確かな生の手応えが充ちていた。生活者誰しもの土壌を耕す、らくだ舎出帆室発のルーラル・ノンフィクション。 【魅力】 デザイン 文庫本サイズですが、たくさん世の中に存在しているとるに足らない一頭、でも特別な一頭「さくら」を表す牛にエンボス加工で強調をしたり、背表紙のエンボス加工は、牛の背骨をイメージ。牛の意匠は、デザインの濁点・鈴木さんが作った手彫りはんこ!同じ一頭、でもそれぞれ個性のある一頭がデザインされている一冊です。 内容 概要の通り、なかなか目に触れることがない題材ながら、とても広く響きうる一冊。ビーガンもノンビーガンも、焼肉屋に行く人も行かない人も、僕たちの生活と直結する食肉について、とても素朴で身近なところから考えを深めていける内容になっていると思います。 らくだ舎の通販からお買い求めいただいた方に、 感謝の気持ちを込めてらくだ舎オリジナル栞をお送りしようと思います。 2025年8月中限定
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湖まで【初回サイン入】/大崎清夏
¥2,200
誰かの人生の断片が、 他者を励ます不思議。 それが小説の力、 それこそが小説? 帯文にある 「いまを生き、いまを描く」 大崎さんの小説には、 間違いなく人を励ます言葉の力が宿っている。 素晴らしい一冊がpalmbooksから届いていました。 著者サイン入り。 (palmbooksホームページより) 歩いていった先に大きな水の塊があることは安心だった。 海でも川でも湖でも。 ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。みずからの世界の扉をひらく全5篇。 いまを生き、いまを描く詩人による 詩と散文のさきに見出された光り溢れる 初めての書き下ろし連作小説集。 刊行日 2025年5月15日 ISBN 978-4-910976-05-1 版型:四六判変形 製本:並製本 頁数:160ページ
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【2冊以上卸売】バナナのらんとごん/さく ちば たかこ・え かとう えりこ
¥3,850
判型:25cm×22cm×0.9cm 製本:上製 頁数:32頁 本屋を問わず、場の運営をされている方、もちろん運営していなくても、移動販売だったり、イベント販売だったり、この絵本を広めようと思ってくださる方向けに、卸売用を作りました。 偶数冊数(2冊単位)(70%) 1冊あたり1,925円 20冊以上 (65%) <あらすじ> バランゴンバナナのらんとごんは、仲良しの兄弟。元気でしっかりもののらんと、おっとりしていてやさしいごん。ある日、ついに二人は収穫されて日本への長いたびが始まった。でも、日本に着いたらんとからだには、大きな黒い傷ができていて、見た目の違う二人は、別々の道へ。規格外として、捨てられそうになったらんは、果たして救われるのか? 2種類のバナナを剥いてみる仕掛けも楽しい、かわいくて、子どもたちにたくさんの考える種を撒く絵本です。 共同出版元のAPLAは、輸入・販売し、経済で支える会社、オルター・トレード・ジャパンと対になり、生産地の人々の自立した暮らしを応援するNPO法人。本当にいつも生産地と接しているからこそわかる、バナナの成長過程や、産地の暮らしも、この絵本の見どころの一つです。 発行:NPO法人APLA、らくだ舎出帆室 装丁・ブックデザイン DOTMARKS 鈴木大輔 絵 ひなたや 加藤えりこ 作 らくだ舎出帆室 千葉貴子 監修 株式会社オルター・トレード・ジャパン、NPO法人APLA 見返し・本文の用紙は、ユトリログロスマット。森林環境や地域社会に配慮して作られた紙を使用しています。
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バナナのらんとごん/さく ちば たかこ・え かとう えりこ
¥2,750
判型:25cm×22cm×0.9cm 製本:上製 頁数:32頁 2冊までクリックポストでお送りできます。それ以上お求めの方は卸販売ページもご覧ください。 <あらすじ> バランゴンバナナのらんとごんは、仲良しの兄弟。元気でしっかりもののらんと、おっとりしていてやさしいごん。ある日、ついに二人は収穫されて日本への長いたびが始まった。でも、日本に着いたらんとからだには、大きな黒い傷ができていて、見た目の違う二人は、別々の道へ。規格外として、捨てられそうになったらんは、果たして救われるのか? 2種類のバナナを剥いてみる仕掛けも楽しい、かわいくて、子どもたちにたくさんの考える種を撒く絵本です。 共同出版元のAPLAは、輸入・販売し、経済で支える会社、オルター・トレード・ジャパンと対になり、生産地の人々の自立した暮らしを応援するNPO法人。本当にいつも生産地と接しているからこそわかる、バナナの成長過程や、産地の暮らしも、この絵本の見どころの一つです。 発行:NPO法人APLA、らくだ舎出帆室 装丁・ブックデザイン DOTMARKS 鈴木大輔 絵 ひなたや 加藤えりこ 作 らくだ舎出帆室 千葉貴子 監修 株式会社オルター・トレード・ジャパン、NPO法人APLA 見返し・本文の用紙は、ユトリログロスマット。森林環境や地域社会に配慮して作られた紙を使用しています。
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ROUTE42/著:ヘメンディンガー 綾 写真:丸山由起
¥2,200
版元:青幻舎 判型:A5横 総頁:128頁 製本:PUR製本 デザイン:坂田佐武郎 (neki. Inc,) ISBN:978-4-86152-847-7 C0072 登録していた商品が誤って消えてしまいました。。。 以下に出版元の情報を転載させていただきます。 版元より 「2020年外国人が訪れるべき日本の観光地ランキング」で1位に選ばれた “熊野地方”の魅力を堪能するフォトガイドブック 和歌山県最南端エリア、紀伊半島をぐるっと走る国道42号線沿い。この国道沿いには、およそ日本とは思えぬ野生味あふれる亜熱帯のような自然豊かな風景が広がっている。都市からのアクセスが難しく、ガイドブックではこれまで紹介されてこなかった秘境の数々、知られざる熊野の風景と隠れた名スポットをお届けする。 本書で紹介する和歌山県南部のエリアは、本州最南端に位置する串本町を境に、紀伊半島を東西に分ける形で東牟婁郡、西牟婁郡と分かれている。 本州最南端の潮岬から、徐々に東西で景色のトーンが変わり、それぞれ異なる表情を見せる。東牟婁郡から潮岬までは明るく、光が多く、爽快でダイナミック。古座川町から那智勝浦町、太地町、新宮市と東へ向かうにつれ海や森はトーンを落とし、総じて神秘的な雰囲気をまとっている。東牟婁郡には世界遺産、熊野古道があることから海外の観光客が多いが、人々が西牟婁にまで足を運ぶことはなかなかない。しかし、華やかな観光スポット以外にも見落とすべきではない美しい景色が、西牟婁にはまるで小さな宝石のように点在する。国道42号線でひとつにつながった海沿いの美しい風景写真をポストカードとしても楽しめる。 *ポストカード: 20枚収録 ヘメンディンガー綾(へめんでぃんがー・あや) 地域情報誌、ファッション誌のエディターを得てフリーに転身。2009年にUターンし、関西を拠点に活動。「景色を小さく変える」をモットーに、毎日の暮らしから地域のことまで、ウェブ・雑誌・ムック本などにて取材・執筆・編集に携わる。和歌山の若者と街をつなぐ「ARCADE PROJECT」実行委員。
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きんつぎ/作:イッサ・ワタナベ 詩訳:柴田元幸
¥2,420
発行:世界文化社 初版:2025年3月 判型:23×23cm 総頁:48頁 製本:上製本 ISBN:978-4-652-20548-8 文字のない絵本。 日々生きていくなかで得ていく傷。 ともするとその傷は隠したいもの、なかったことにしたいもの。 でも、見方を変え、 その傷そのもの、あるいはその傷を癒していく過程 そして、治った傷のあった場所が、新たな輝きになっていく。 器を修復する技・金継ぎに着想を得て描かれる 色を失い、ひび割れていく世界は、 哀しく、喪失を連想させます。 でも、その喪失の先には微かな希望がつねにあるはず。 そう僕が信じたいだけかもしれませんが、 イッサ・ワタナベさんもそう信じているに違いない。 最後に収められているエミリー・ディキンソンの詩も素晴らしく、 描かれる世界と相まって心が震えます。
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一年一組せんせいあのね〜こどものつぶやきセレクション〜/編者:鹿島和夫 絵:ヨシタケシンスケ
¥1,650
発行:理論社 初版:2023年05月 判型:17×19cm 総頁:111頁 ISBN:978-4-652-20548-8 自由な発想、驚くほど大人びた言葉、 意図のない天真爛漫さが爆発したかと思えば、 きちんと背景を理解し意図を持って行動していたりする。 子どもと過ごす日々は、 本当に毎日が驚きの連続です。 教員の鹿島さんが担当してきた1年生の子どもたちが書いた。 「あのね帳」という先生との交換日記。 そこから選出された54篇の文章と ヨシタケシンスケさんのイラストが 見開きに並んでいくのですが、 子供を持つ親は涙腺が緩むと思います。 パラパラとめくっただけで僕はゆるみました。 ちょっと調べても出てきませんでしたが、 黄色い表紙から桃色の新学期っぽい表紙になっていて、 この装丁は贈り物にもぴったりですね。 たとえ子供がいなかったとしても、 かつて自分にはこのような時代があったのだ、 と思えることは 根底で自分自身を支えてくれるのではないか? そんなことを思います。
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人のさいご/医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック
¥550
発行・販売元: 医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック 一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会 発行年:2024年6月 頁数:48p デザイン:本田篤司 イラスト:水上多摩江 文 :尾山直子 校正 :浅野千恵 企画・制作: 桜新町アーバンクリニック在宅医療部/桜新町ナースケア・ステーション、國居早苗(訪問看護認定看護師)、林瞳(緩和ケア認定看護師)、尾山直子(訪問看護師/進行・編集)、株式会社メディヴァ、神野真実(アートディレクション・編集) 印刷・製本:株式会社サンエムカラー 人が一生を終える時は、どんな感覚なのだろうか? どう変わるのだろうか? 素朴で、情報が溢れる現代においては 簡単なようでいて、じつはあまり語られていない 「人のさいご」について 在宅医療、ケア関係者の知識と経験をもとに、 イラストと柔らかい言葉で綴った小冊子。 一つ一つの言葉の選び方、情報の差し出され方、 どれもがなんて暖かいのだろうと感じられるのは 自分だけではないはず。 最後を迎える本人のケアとしても 支えてきた周りの人たちのケアとしても、 誰しもにある別れの時、 傍らにあると良いかもしれません。 以下はホームページより。 制作のきっかけ 「人のさいご」は、当事者である本人を含む、あらゆる人が読むことを前提として書かれた本です。この本は、看取りの場で出逢った人々から実際に「人は死ぬ時にどう変化していくのか」と問われてきた経験からうまれました。自分のいのちが閉じられていくことに気づいたとき、自らに訪れる変化を知っておきたいと願う人が多くいるのです。 理由はさまざまですが、「どうなっていくのかを知っておくことで、自分らしく人生を閉じる準備をしたい」と話す人が多く、わたしたちは尊敬の念を抱きながらその望みに向き合い、「人のさいごの変化」について口頭で説明をしてきました。 かつて人々は、病院ではなく家で死を迎えていました。「いのちを閉じていく」という営みは、暮らしのなかにあったのです。対して現代は8割近くの人が病院や施設で死を迎えており、人がどのように老い、どのようにいのちを閉じていくのかという自然な経過を、暮らしのなかで学ぶことが難しい現状があります。 この本の原稿が書きあがったとき、実際に患者さん方に読んでいただき多くの助言を得ました。印象的だったのは、この本について「いざというときよりも、もっと早く、子どものうちからでも読んでおいたほうがいい」という言葉が度々聞かれたことです。 人のいのちがどう閉じられていくのか、前もってその知識に触れておくことが、きっと大切な人と過ごす時間をかけがえのないものにしてくれる。わたしたちは、そう願ってやみません。
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生きとし生けるあなたに/真名井大介【サイン入】シリアルナンバー
¥2,480
発行:真名井大介 2022年5月初版 2024年4月4刷 製本:上製 先日、詩人の真名井大介さんがらくだ舎を訪れてくれました。 ありがたいことに、サインを入れていただいたので こちらにも上げておきます。 ニュースレターに少し、お会いした時のことを書きました。 良ければご覧ください。
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つくるひとになるために/青木真兵 光嶋裕介【初版】
¥2,420
SOLD OUT
発行 :灯光舎 発売日:2023年8月 初版 版型:B6変形判 縦180mm 横150mm 厚さ17mm 製本:並製 頁数:260p 精力的な活動を続ける2人。 今年は、らくだ舎にもきていただき 静かに熱くさまざまな話をしました。 つくるひととは? 地に足をつけて自分の足で歩き、生きていくためには? 気づけば自分で自分のことを考えている。 そんなきっかけをくれる2人の往復書簡。 初版の1冊が出てきました。 表紙の意匠が封蝋に見立てた、浮き出しエンボス加工で より手紙感のある仕上がりに。 最後の1冊なので、もし探している方がいたらこの機会にどうぞ。
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724の世界 2023/吉本ばなな
¥1,980
出版社:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 判型:B6変形(124×182mm) 頁数:240ページ イラスト:山西ゲンイチ ブックデザイン:大西隆介 沼本明希子(direction Q) バリューブックスの直取引レーベルから。 本書では、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。 アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、20歳になった子どもとの思い出を振り返ったり。 ページをパッと開くたびに、生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。 折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。
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毎日のことこと/高山なおみ(文・絵・写真)【サイン入り】
¥1,980
SOLD OUT
出版社:信陽堂 出版日:2024年7月 判型:B6変形判(170mm*116mm) ページ:196p 体裁:上製本 協力 神戸新聞社 校正 猪熊良子 印刷進行 石橋知樹(アイワード) 編集+造本 信陽堂編集室(丹治史彦 井上美佳) 印刷 アイワード 活版印刷 日光堂 製本 加藤製本 以下、信陽堂のHPより 暮らすこと、食べること、季節のこと からだの奥でおぼえているちいさな「ことこと」を大切にひらく36のエッセイ。 () 高山なおみさんのプロフィール 1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。日々の生活の実感が料理になり、言葉となる。 画家、絵本作家、音楽家、作家などのさまざまなクリエイターが夜ごと集う店「諸国空想料理店 KuuKuu」のシェフを1990年から2002年まで勤め、その後料理と文筆の道へ。 日記エッセイシリーズ『日々ごはん』『帰ってきた日々ごはん』、『新装 野菜だより』『料理=高山なおみ』『自炊。何にしようか』、『ロシア日記―シベリア鉄道に乗って』『本と体』『気ぬけごはん』『暦レシピ』、絵本『どもるどだっく』『たべたあい』『それから それから』(以上、絵・中野真典)など著書多数。2016年、東京・吉祥寺から神戸・六甲へ移住し、ひとり暮らしをはじめる。
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折々のうた/大岡 信
¥880
SOLD OUT
出版社:岩波書店 装丁:並製 版型:新書 発行:1980年3月(初版)2022年第53刷 頁数:220頁 俳句から短歌、漢詩から現代詩まで 四季折々のうたと 時代背景や詩人の生い立ち、 うたわれた背景などを短い紹介が連なる。 春・夏・秋・冬に分けて収録。 朝日新聞連載一年分に加筆したもの。 枕元に、机のかたわらに、 いつまでも置き続けたい新書。 「冬の夜の星君なりき一つをば云ふにあらずことごとく皆」与謝野晶子p157 痺れますね。
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料理の意味とその手立て/ウー・ウェン
¥2,530
発行:タブレ 2020年 2024年12月再入荷 じっくりと読み込んでいけるので、 レシピ集というよりは、読み物とも言える1冊。 ウー・ウェンさんの本は、 どれも作る人のことを考えて作られている感じがして とても好感を持てます。 じっくりと一つ一つの料理と向き合い姿勢は、 生活に長く寄り添ってくれる、 心強い味方になるはずです。 台所の傍に、くたびれた感じでこの本が置いてあったら とっても素敵だなと。
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【古本】砂漠に街が入り込んだ日/グカ・ハン 著 原正人訳
¥1,000
出版社:リトルモア 判型:19×12cm ページ数:162ページ 発売日:2020年8月8日(初版第1刷) (写真右) 冬がよく合う1冊。 いとうせいこうの書評に、 社会を書き込んでやまないのはまさに韓国文学の優れた特質であり、フランス語で人工的に書かれたかに思える透明で硬質な小説の核心に、やはりそうした文学と社会の交差を見出(みいだ)すと強い感動が瞬間訪れる。 と書かれている。
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【古本】おわりの雪/ユベール・マンガレリ 著 田久保 麻理 訳
¥650
SOLD OUT
。出版社:白水社 。判型:新書 。ページ数:158ページ 。発売日:2013年5月1日 (写真左) 寒い日に読みたくなる1冊。 全体を覆うどことない世界の悲壮感が、雪景色、少年の心の一途さと移ろいを 美しく際立たせる。 新書サイズの白水uブックスは 枕元に忍ばせておくととても良いシリーズ。 眠る前に1ページ、1ページ 別世界に身を浸すことの嬉しさ。
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小さな泊まれる出版社/川口瞬 來住友美
¥2,860
。出版社:真鶴出版 。判型:A5変 。ページ数:176ページ 。発売日:2019年12月20日 『小さな泊まれる出版社 』 のグラフィックデザインを担当された 鈴木大輔さん@dotmarks_dada が、 和歌山市からふらりと遊びに来てくれました。 真鶴を拠点にしながら 複数の土地で活動している鈴木さん。 デザインの役割に相当な気を配ったうえで、なお深く地域に入り込みデザインとして表出させていく、デザイナーとしての在り方や言葉の温度感に 職種はちがえど共感することが多く、 なんだかとても勇気づけられました。 @rico.wakayama から両谷園の紅茶を頼りに、ここまでたどり着いてくださったそうで。 いろんな方面に感謝です。 鈴木さんの言葉や人柄を垣間見たうえで本書をめくると、また見え方が違ってくるから面白い。 じつはらくだ舎の静かなロングセラーなので、もし機会があれば手に取ってみてください。 以下は出版社ホームページより。 この本では、真鶴との出会いから始まり、二〇一七年一月から始まった「真鶴出版2号店」をつくる物語を中心に掲載しています。小さな町にある、木造二階建ての小さな家。その家を同世代の建築家トミトアーキテクチャ(以下トミト)と、地元の職人チームと協力して改修した話です。 真鶴出版を進めるにあたっては、たくさんの本や雑誌を参考にしました。それでもまだ地方での仕事づくりに関する情報は少ないと思います。これらの過程で私たちが何を考え、どうつくったのか。予算やスケジュールなどなるべくリアルな情報も載せました。 そしてそこから見えてきた可能性を「小さな町で見つけた未来」としてまとめました。これらの話は、地方での仕事づくりでの話に留まらず、新しいローカルメディアのカタチを模索する話でもあり、これからの建築についての話でもあります。トミトと取り組んだこの一連の取り組みは、地域の自治的な活動を支援する「LOCAL REPUBLIC AWARD 2019」において、最優秀賞を受賞することができました。 この本が、同じように地方で仕事に取り組んでいる人たちはもちろん、これからどうやって生きるか悩んでいる人たちに寄り添い、一緒に併走するものになれば幸いです。 (「はじめに」より) 《小さな泊まれる出版社 もくじ》 はじめに column 真鶴のこと 泊まれる出版社をつくる プロジェクトメンバー 1 真鶴に来るまで 2 泊まれる出版社のはじまり 3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ 4 どんな場所にするのか? 5 怒涛の工事期間 資料 設計図の変遷 資料 予算と実績 資料 スケジュール column 『美の基準』のこと 小さな町で見つけた未来 対談 コトと向き合う建築家(建築家・トミトアーキテクチャ) 対談 ポップとソーシャルのあいだ(写真家・MOTOKO) 細部にある物語 建築写真(写真家・小川重雄) おわりに
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らくだ舎の選書「花」
¥3,300
花を贈るように、本を贈る。 ちょっと軽めに本を選んでみてほしい という方に。 単行本1冊、文庫本1冊くらいのボリューム感かなと思います。 お買い求めいただくときのコメントに 「どうしてらくだ舎に選書を頼んでみようと思ったか?」 「なんとなく、用途があれば」 (たとえば、いつもとちょっと違う方向の本を読んでみたい、とか。最近本読んでなかったなあ、久しぶりに買って読んでみよう、とか。 ちょっとしたプレゼントに本を贈りたい、とか。 もし答えてもらえるようなら、 「普段どんな本を読んでるんだろう?」 「好きな作家とかジャンルとかあるかな?」 「いまの気分はどんな感じだろう?」 「心に残っている本は?」 をお答えいただけるとちょっと精度が上がると思います。 僕の力不足もあって、 「おすすめは?」とか 「面白い本教えて」とかは じつはちょっと困る質問でして。 注文をいただいたら、 上記の答えを元に選書して、選書候補をメールします。 既読のものや変更希望があれば遠慮なく言ってください。 申し訳ないのですが、金額ジャストにすることは結構難しいと思います。 設定金額より上回った分はサービスします。 下回った分は、 ・ポストカード 90円(2種類あるので、180円まで) ・らくだのしおり 200円 で調整させてもらおうと思います。 (それ以上超えてしまう場合は、あんまりないようにしますが、選書料とさせてもらって、同額のクーポンを発行します。無期限、次回の本の購入に使えるようにします) やってみて、金額ややり方は変えていく可能性が高いです。 お気軽にどうぞ。
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らくだ舎の選書「川」
¥6,600
上流から下流へ向かって流れゆく、川のように。 本と本の流れも少し意識したり、しなかったり 複数冊本を選んでほしい という方に。 単行本2冊、文庫本2~3冊くらいのボリューム感かなと思います。 お買い求めいただくときのコメントに 「どうしてらくだ舎に選書を頼んでみようと思ったか?」 「なんとなく、用途があれば」 (たとえば、いつもとちょっと違う方向の本を読んでみたい、とか。最近本読んでなかったなあ、久しぶりに買って読んでみよう、とか。 ちょっとしたプレゼントに本を贈りたい、とか。 もし答えてもらえるようなら、 「普段どんな本を読んでるんだろう?」 「好きな作家とかジャンルとかあるかな?」 「いまの気分はどんな感じだろう?」 「心に残っている本は?」 をお答えいただけるとちょっと精度が上がると思います。 僕の力不足もあって、 「おすすめは?」とか 「面白い本教えて」とかは じつはちょっと困る質問でして。 注文をいただいたら、 上記の答えを元に選書して、選書候補をメールします。 既読のものや変更希望があれば遠慮なく言ってください。 申し訳ないのですが、金額ジャストにすることは結構難しいと思います。 設定金額より上回った分はサービスします。 下回った分は、 ・ポストカード 90円(2種類あるので、180円まで) ・らくだのしおり 200円 で調整させてもらおうと思います。 (それ以上超えてしまう場合は、あんまりないようにしますが、選書料とさせてもらって、同額のクーポンを発行します。無期限、次回の本の購入に使えるようにします) やってみて、金額ややり方は変えていく可能性が高いです。 お気軽にどうぞ。
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らくだ舎の選書「山」
¥13,200
持った時に感じるのは幸せの重み、縦に積めばそれはちょっとした山。 たっぷりと本を選んでほしい しばらく選んだ本を読みながら暮らしたい そんな方に。 単行本4冊、文庫本4~5冊くらいのボリューム感かなと思います。 お買い求めいただくときのコメントに 「どうしてらくだ舎に選書を頼んでみようと思ったか?」 「なんとなく、用途があれば」 (たとえば、いつもとちょっと違う方向の本を読んでみたい、とか。最近本読んでなかったなあ、久しぶりに買って読んでみよう、とか。 ちょっとしたプレゼントに本を贈りたい、とか。 もし答えてもらえるようなら、 「普段どんな本を読んでるんだろう?」 「好きな作家とかジャンルとかあるかな?」 「いまの気分はどんな感じだろう?」 「心に残っている本は?」 をお答えいただけるとちょっと精度が上がると思います。 僕の力不足もあって、 「おすすめは?」とか 「面白い本教えて」とかは じつはちょっと困る質問でして。 注文をいただいたら、 上記の答えを元に選書して、選書候補をメールします。 既読のものや変更希望があれば遠慮なく言ってください。 申し訳ないのですが、金額ジャストにすることは結構難しいと思います。 設定金額より上回った分はサービスします。 下回った分は、 ・ポストカード 90円(2種類あるので、180円まで) ・らくだのしおり 200円 で調整させてもらおうと思います。 (それ以上超えてしまう場合は、あんまりないようにしますが、選書料とさせてもらって、同額のクーポンを発行します。無期限、次回の本の購入に使えるようにします) やってみて、金額ややり方は変えていく可能性が高いです。 お気軽にどうぞ。
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らくだ舎の選書「海」
¥22,000
知識の海に抱かれる。 とにかくたくさん選んでほしい。 すでにたくさんの本に囲まれているけれど、海はもっと広いはずだ と積読をどんどん増やしていきたい方に。 単行本8冊くらい、文庫本5~6冊くらいのボリューム感かなと思います。 お買い求めいただくときのコメントに 「どうしてらくだ舎に選書を頼んでみようと思ったか?」 「なんとなく、用途があれば」 (たとえば、いつもとちょっと違う方向の本を読んでみたい、とか。最近本読んでなかったなあ、久しぶりに買って読んでみよう、とか。 ちょっとしたプレゼントに本を贈りたい、とか。 もし答えてもらえるようなら、 「普段どんな本を読んでるんだろう?」 「好きな作家とかジャンルとかあるかな?」 「いまの気分はどんな感じだろう?」 「心に残っている本は?」 をお答えいただけるとちょっと精度が上がると思います。 僕の力不足もあって、 「おすすめは?」とか 「面白い本教えて」とかは じつはちょっと困る質問でして。 注文をいただいたら、 上記の答えを元に選書して、選書候補をメールします。 既読のものや変更希望があれば遠慮なく言ってください。 申し訳ないのですが、金額ジャストにすることは結構難しいと思います。 設定金額より上回った分はサービスします。 下回った分は、 ・ポストカード 90円(2種類あるので、180円まで) ・らくだのしおり 200円 で調整させてもらおうと思います。 (それ以上超えてしまう場合は、あんまりないようにしますが、選書料とさせてもらって、同額のクーポンを発行します。無期限、次回の本の購入に使えるようにします) やってみて、金額ややり方は変えていく可能性が高いです。 お気軽にどうぞ。
