-
冬と春/鈴木理策【特典ポストカード・サイン入】
¥4,950
出版社:赤々舎 2022年6月 版型:255mm×192mm 上製本 頁数:68頁 装丁:須山悠里 新宮市出身の写真家・鈴木理策の新刊が、赤々舎より出版されます。 思い入れのある方も多いであろう写真家の待望の新作、かつ今回は貴重なサイン本をご用意いただけるとのことで、予約を受け付けていました。少し勇んで多めにお願いをしたので、 ネットショップでも販売いたします。 カバーは写真1枚目「海」(左)と「雪」(右)2種類からお選びください。 (売り切れの場合はご容赦ください。ご希望があれば、事前に問い合わせをお願いします) できるだけご要望の方に行き届くように、と思いますが、おそらく数量がかなり限られます。先着順でお渡しいたしますので、お早めにご連絡いただきたいのと、もし売り切れてしまった際はご了承ください。 以下は出版社の紹介文より。 現代日本を代表する写真家である鈴木理策の待望の新作『冬と春』は、鈴木のライフワークでもある「White」「Sakura」「Water Mirror」 シリーズにおける未発表の新作を主に収録しています。 鈴木作品において特別な風景とも言いうる熊野の海のイメージで幕を開ける。 装丁は須山悠里。 (写真提供:赤々舎)
-
第一藝文社をさがして/早田リツ子
¥2,750
SOLD OUT
出版社:夏葉社 2021年1月 版型:四六判・上製 頁数:312頁 以下は出版社ホームページより。 『第一藝文社をさがして』は、女性史にかんする著作をもつ著者による、 出版社の稀有な評伝です。 第一藝文社とは戦前に伊丹万作、今村太平らの映画にかんする書物を刊行し、 杉山平一の『夜學生』などの詩集を刊行した、関西の出版社です。 出版社として活動した時期は約10年と短く、これまでその実態は謎に つつまれていました。 著者は一通のメールから、地元の滋賀に存在した第一藝文社に興味をもち、 社主の中塚道祐の遺族のもとをたずねます。 そこで手にすることのできた中塚の私家本、図書館と古書店を通して触れた 刊行物をとおして、第一藝文社というひとりの編集者によって営まれた 出版社の理念と運命をあきらかにしていきます。 デザインは同じく櫻井事務所の櫻井久さん、中川あゆみさん、 装画は小川哲さんです。 本書は半透明のカバーに包まれていますが、本体はフルカラーの布張り というめずらしい装丁です。 ぜひ、お近くの書店で手にとってご覧ください。
-
さよならのあとで/ヘンリー・スコット・ホランド 著 高橋和枝 絵
¥1,430
出版社:夏葉社 2012年1月発行 判型: 四六判 製本:上製 頁数:120頁 以下は出版社ホームページより。 死はなんでもないものです。 私はただ となりの部屋にそっと移っただけ」 百年前のこの一編の詩に、絵本作家の高橋和枝さんが、二年の時間を費やして、一八枚のイラストをそえました。 死別のかなしみをいやす、特別な一冊。
-
天才による凡人のための短歌教室/木下龍也
¥1,320
SOLD OUT
出版社:ナナロク社 2020年11月 判型: B6変型判 頁数:160p 短歌に興味がある。 でもとっつきづらい。 どこから始めたらいいかわからないら、 きっと詠みかたなんてなくて、 感性なんだろう。 天才しかできないんだ。 そんな先入観を見事に 打ち破ってくれる 素晴らしい指南書。 短歌の詠みかたはもちろん、 歌集の読み方の参考としても。 読んだら最後、 きっと短歌が詠みたくなります。
-
私の文学渉猟/文:ジョーダン・スコット 絵:シドニー・スミス 訳:原田勝
¥2,530
出版社:夏葉社 2022年1月 頁数:400p デザイン:櫻井事務所櫻井久、中川あゆみ 装画:樋口達也 以下は出版社ホームページより。 1月13日取次搬入で、曾根博義(1940―2016)『私の文学渉猟』、 早田リツ子(1945―)『第一藝文社をさがして』という2冊の本を 同時に刊行しました。 『私の文学渉猟』は日本近代文学研究者の著者がさまざまな 媒体に執筆した、文学と古本にまつわるエッセイ集です。 扱われる作家、本は昭和が中心で、かなりの古書マニアでないと 知らないような作家、本、雑誌がいくつも出てきます。 けれど、この本はそうした稀覯書を紹介する本ではありません。 古本のを買うという行為に焦点をあてた本でもありません。 本書が正面から描くのは、文学、書物の世界の奥深さです。 戦時下の文学全集の行方を追う「『新日本文学全集』と戦争下の出版状況」、 文学が広く一般読者に読まれる過程をひもとく、「文芸評論と大衆」、 開戦の日の小林秀雄の文章を考える「十二月八日――真珠湾――知識人と戦争」等々、 文学好きの読者に読んでほしいエッセイがいくつも収録されています。
-
移動図書館ひまわり号/前川恒雄
¥2,200
出版社:夏葉社 2016年7月 判型: 四六判 製本:上製 頁数:264頁 装丁 櫻井久 以下は出版社ホームページより。 本の可能性。「本と町」の可能性。 市民に与える図書館から、市民とともにある図書館へ。日本の公共図書館を変える原動力になった、東京都の日野市立図書館は、 どのようにして作られたか。初代館長が書きつづった感動的な記録。 一九八八年に筑摩書房から刊行されていたものを復刊。
-
すべての雑貨/三品輝起
¥2,200
出版社:夏葉社 2017年4月 判型: 四六判変形 製本:上製 頁数:288頁 デザイン :櫻井久 雑貨化する社会 西荻窪「FALL」を営む三品さんの初単著。
-
夕暮れに夜明けの歌を/奈倉有里
¥1,980
発行:イースト・プレス 2021年10月 判型: 四六判 製本:仮フランス装 頁数:272p 以下は出版社ホームページより。 「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。 今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国立ゴーリキー文学大学を卒業した筆者が、テロ・貧富・宗教により分断が進み、状況が激変していくロシアのリアルを活写する。 私は無力だった。(中略)目の前で起きていく犯罪や民族間の争いに対して、(中略)いま思い返してもなにもかもすべてに対して「なにもできなかった」という無念な思いに押しつぶされそうになる。(中略)けれども私が無力でなかった唯一の時間がある。彼らとともに歌をうたい詩を読み、小説の引用や文体模倣をして、笑ったり泣いたりしていたその瞬間──それは文学を学ぶことなしには得られなかった心の交流であり、魂の出会いだった。教科書に書かれるような大きな話題に対していかに無力でも、それぞれの瞬間に私たちをつなぐちいさな言葉はいつも文学のなかに溢れていた。(本文より)
-
一番茶を贅沢に 上ほうじ茶(200g)
¥950
2022に製茶された新茶が入荷しました。待っていた方、お待たせいたしました。 こちらは200gの大入りサイズです。お間違えないように。 100gの少し小さな袋に入ったものは(パッケージは同様ですが)こちらになります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/8006848 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 ※2個までのご注文は こちらの商品をお選びください。 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
-
【3個以上ご注文】一番茶を贅沢に 上ほうじ茶(200g)
¥950
2022に製茶された新茶が入荷しました。待っていた方、お待たせいたしました。 こちらは200gの大入りサイズですので、お間違えないように。 100gのより大きな袋に入ったものは(パッケージは同様ですが) こちらになります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/27093052 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 【ご注意ください!】 3個以上ご注文いただける場合は、必ずこちらの商品を選択ください! ゆうパックでお送りいたします。 1・2個まではレターパックプラスでお送りした方が送料がお安くなるので、 こちらの商品は選ばず、単品の商品を買い物かごに入れてください。 3つ以上のご注文の場合、 数量はお買い求めいただける数を選択ください。 (5個ご入用であれば5、3個ご入用であれば3) 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
-
暮らしにとけ込む煎茶 大雲取
¥1,200
2022年製茶の新茶が入ってきました。 今季から少し値段が上がっています。 3つまではクリックポスト 5つまではレターパックプラス 6つ以上はゆうパックあるいはヤマト宅急便でお送りします。 該当の個数の送料をお選びくだされば幸いです。 茶葉のうまみ、華やかな香り。 化学合成農薬・化学肥料を使わずに育てた茶葉だから、 渋みや雑味が少なく、えぐみもなし。 優しい味わいに仕上がります。 食中でも、献立を選ばず飲んでいただけます。 食後の一杯やお菓子といっしょに 飲まれると格別に美味しい。 そして、やっぱり和菓子。 とくにあんことの相性は抜群にいいです。 「煎茶」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが 心配いりません。 アツアツのお湯で淹れないこと(最適温度は80度前後) お湯を入れて2分ほど置いたら、 急須からお湯をしっかりと出し切ること これさえ守れば、怖いものはありません。 色川のお茶農家さんは こんなことを言っています。 「上ほうじ茶にした方が収入はいい。 だけど、やっぱり大雲取として収穫したい。 いい茶葉しか大雲取にできないから」 お茶農家のプライドも詰まっています。
-
ぞうのまめぱお/著/文 藤岡拓太郎
¥1,760
出版社:ナナロク社 2021年1月 判型: A5判(縦210mm 横150mm 厚さ21mm) 頁数:196p 重さ:525g 本当に正直なところ、 ちょっと苦手かも と思っていた 藤岡拓太郎さんの絵。 そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのが 新刊ぞうのマメパオ。 抜け感と愛らしさと 不思議なキャラクターが 相まって これは面白い! 3歳になる娘も ばっちりとはまりました。 少部数サインカード付きで 入ってきています。 2022.5.16 追記 こちらの記事が私の感じたことを とてもわかりやすく言葉にしてくれていましたので追記します。 リアルサウンド https://realsound.jp/book/2022/05/post-1023974.html
-
Catnappers 猫文学漫画集/長崎訓子
¥1,760
出版社:ナナロク社 2019年9月 判型: A5判 頁数:144p 以下はナナロク社ホームページより。 長崎訓子が描く わがままで自由奔放な 名作文学のシニカルな猫たち。 著者の長崎訓子さんは、『金持ち父さん 貧乏父さん』をはじめ 『武士道シックスティーン』『億男』などのベストセラーの装画、挿絵のほか幅広い活躍をしている人気イラストレーター。 長崎さんが3、4年に1度のペースで刊行している文豪たちによる名作短編をマンガで描き下ろした作品集の第3弾が本作です。 オリジナル2作品を含めた全11作品は、いずれも、猫が主要な役割を果たすかわいくも不思議な物語ばかりです。 ブックデザインは、前2作と同じ大島依提亜さん。 印刷は、美術印刷で名高い山田写真製版所が担当。微細な濃淡も再現した作品集としても美しい一冊です。 【収録作品】 ルナール「猫」 別役実「なにもないねこ」 芥川龍之介「お富の貞操」 中原昌也「子猫が読む乱暴者日記」 筒井康隆「池猫」「飛び猫」 小川未明「ねことおしるこ」 サキ「レディ・アンの沈黙」 赤川次郎「いつか、猫になった日」 菅原孝標女「更級日記」 長崎訓子「Catnappers」 【プロフィール】 長崎訓子(ながさき・くにこ) 1970年 東京生まれ。イラストレーター。書籍の装画や挿絵、絵本、漫画、映画に関するエッセイなど多方面で活動中。主な装画の仕事として『金持ち父さん 貧乏父さん』『武士道シックスティーン』『億男』など。漫画の作品集に『Ebony and Irony 短編文学漫画集』『MARBLE RAMBLE 名作文学漫画集』。飛ぶ教室(光村図書)にて偏愛映画コラム『子どもたちによろしく』執筆中。
-
本が語ること、語らせること/青木海青子
¥1,870
出版社:夕書房 2022年5月 判型: 四六変型 体裁:並製 頁数:184頁 装幀・有山達也 装画・青木海青子 司書の立場から悩みに応える 連載がとても良いです。 選書の幅広さ、紹介の仕方、 青木さんのやわらかい文体 相まって、 長く本棚にさして置きたい一冊に なりそうです。 判型、装丁、おまけの栞、 なんだか愛らしくて素敵です。 夕書房の本、 ゆっくり長く読みたいものばかりです。 以下は夕書房ホームページより。 [プロフィール] 青木海青子 あおき・みあこ 「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」司書。 1985年生まれ。大学図書館勤務を経て、夫・真兵とともに奈良県東吉野村にルチャ・リブロを開設。2016年より図書館を営むかたわら、「Aokimiako」の屋号で刺繍等によるアクセサリーや雑貨製作、イラスト制作も行っている。青木真兵との共著に『彼岸の図書館——ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』『山學ノオト2』(エイチアンドエスカンパニー)がある。
-
一番茶を贅沢に 上ほうじ茶(100g)
¥550
2022に製茶された新茶が入荷しました。待っていた方、お待たせいたしました。 こちらは100gのサイズですので、お間違えないように。 200gのより大きな袋に入ったものは(パッケージは同様ですが) こちらになります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/63174846 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 ※2個までのご注文は こちらの商品をお選びください。 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
-
【3個以上ご注文】一番茶を贅沢に 上ほうじ茶(100g)
¥550
2022に製茶された新茶が入荷しました。待っていた方、お待たせいたしました。 こちらは100gのサイズですので、お間違えないように。 200gのより大きな袋に入ったものは(パッケージは同様ですが) こちらになります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/63174865 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 【ご注意ください!】 3個以上ご注文いただける場合は、必ずこちらの商品を選択ください! ゆうパックでお送りいたします。 1・2個まではレターパックプラスでお送りした方が送料がお安くなるので、 こちらの商品は選ばず、単品の商品を買い物かごに入れてください。 3つ以上のご注文の場合、 数量はお買い求めいただける数を選択ください。 (5個ご入用であれば5、3個ご入用であれば3) 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
-
いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている /中島 岳志(著/文)若松 英輔(著/文)
¥1,980
出版社:集英社クリエイティブ 2021年11月 判型: 四六判 縦188mm 横131mm 厚さ21mm 頁数:320p 重さ 337g 以下は出版社ホームページより。 なぜ日本の政治家は、ペーパーを読み上げるだけで、表層的な政策論しか語れないのか。誰もが「いのち」の危機に瀕している今こそ、態度や存在から湧き出る「コトバ」によって人々に平穏をもたらすリーダーが、「いのちの政治」の実践が、必要なのではないか。 コロナ危機のさなかに、政治学者・中島岳志と批評家・若松英輔はこの問題意識をもって対話を始めた。 聖武天皇、空海、ガンディー、教皇フランシスコ、大平正芳――5人の足跡を追い、その功績や振舞い、残した「コトバ」を読み解く。さらに芸術家、文学者、現代の政治家たちとの比較や分析を行いながら、縦横無尽に語り尽くす! 新しい次元の政治を拓くための徹底対談。集英社ウェブイミダスの人気連載を書籍化。 【目次】 序章 二〇二〇年春、危機の時代を迎えて 1 聖武天皇は疫病と天災にどう向き合ったのか 2 空海の世界観が教える「参与する」ことの大切さ 3 隣人と分かち合う。ともに飢え、ともに祈る。ガンディーの姿が伝えたこと 4 教皇フランシスコは宗教の壁を超え、声を上げられない人々の「器」になる 5 大平正芳の思想にみる 今の政治が失ったものとは? 終章 二〇二一年秋、「コトバ」を失った時代に 【著者プロフィール】 中島岳志(なかじま たけし) 政治学者。1975年大阪府生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、未来の人類研究センター教授を兼任。専門は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年『中村屋のボースーインド独立運動と近代日本のアジア主義』にて第5回大佛次郎論壇賞を受賞。著書に『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』『「リベラル保守」宣言』『親鸞と日本主義』など多数。 若松英輔(わかまつ えいすけ) 批評家・随筆家。1968年新潟県生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、未来の人類研究センター教授を兼任。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。16年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて第2回西脇順三郎学術賞を受賞。18年『詩集 見えない涙』にて第33回詩歌文学館賞を受賞、同年『小林秀雄 美しい花』にて第16回角川財団学芸賞及び、19年に第16回蓮如賞を受賞。著書に『内村鑑三 悲しみの使徒』『詩と出会う 詩と生きる』『霧の彼方 須賀敦子』など多数。
-
風の便り/小山清 絵 高橋和枝
¥1,760
出版社:夏葉社 2021年1月 判型: 123mm×183mm 製本:上製 頁数:123頁 小山清の随筆集。 ひとつひとつ味わい深い言葉が重ねられている。 ひとつひとつ糊で貼り付けたという高橋和枝さんの絵も相まって、 丁寧さ、が本全体から感じられる一冊です。
-
喫茶店で松本隆さんから聞いたこと/山下賢二
¥1,540
出版社:夏葉社 2021年1月 判型: 115mm × 177mm 頁数:120p 出版社 夏葉社 作詞家・松本隆さんに京都の本屋・ホホホ座の山下賢二さんが 聞いた話を一冊にまとめたもの。
-
青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集/文:ヴァージニア・ウルフ 訳・編:西崎 憲
¥1,980
出版社:亜紀書房 2022年1月19日 判型 B6判 製本 並製 頁数 256頁 以下は出版社ホームページより。 〈 じつに、ウルフ的、もっとも、実験的。〉 イマジズムの詩のような「青と緑」、姪のために書かれたファンタジー「乳母ラグトンのカーテン」、園を行き交う人たちの意識の流れを描いた「キュー植物園」、レズビアニズムを感じさせる「外から見たある女子学寮」など。 短篇は一つ一つが小さな絵のよう。 言葉によって、時間や意識や目の前に現れる事象を点描していく。 21世紀になってますます評価が高まるウルフ短篇小説の珠玉のコレクション。 ――ウルフは自在に表現世界を遊んでいる。 ウルフの短篇小説が読者に伝えるものは緊密さや美や難解さだけではない。おそらくこれまでウルフになかったとされているものもここにはある。 たぶんユーモアが、そして浄福感が、そして生への力強い意志でさえもここにはあるかもしれない。(「解説 ヴァージニア・ウルフについて 」より) 【目次】 ■ラピンとラピノヴァ……Lappin and Lapinova ■青と緑……Blue & Green ■堅固な対象……Solid Objects ■乳母ラグトンのカーテン……Nurse Lugton's Curtain ■サーチライト……The Searchlight ■外から見たある女子学寮……A Woman's College from Outside ■同情……Sympathy ■ボンド通りのダロウェイ夫人……Mrs Dalloway in Bond Street ■幸福……Happiness ■憑かれた家……A Haunted House ■弦楽四重奏団……The String Quartet ■月曜日あるいは火曜日……Monday or Tuesday ■キュー植物園……Kew Gardens ■池の魅力……The Fascination of the Pool ■徴……The Symbol ■壁の染み……The Mark on the Wall ■水辺……The Watering Place ■ミス・Vの不思議な一件……The Mysterious Case of Miss V. ■書かれなかった長篇小説……An Unwritten Novel ■スケッチ ・電話……The Telephone ・ホルボーン陸橋……Holborn Viaduct ・イングランドの発育期……English Youth ■解説 ヴァージニア・ウルフについて——西崎憲 ■年表 -------------------------------------- シリーズ《ブックスならんですわる》 20世紀の初頭、繊細にしてオリジナルな小品をコツコツと書きためた作家たちがいます。前の時代に生まれた人たちですが、ふっと気づくと、私たちの隣に腰掛け、いっしょに前を見ています。 やさしくて気高い横顔を眺めていると、自分も先にいくことができる、そんな気がします。いつも傍に置いて、1篇1篇を味わってみてください。 著者紹介 ヴァージニア・ウルフ 1882年―1941年、イキリスのロンドンに生まれる。父レズリーは高名な批評家で、子ども時代から文化的な環境のもとで育つ。兄や兄の友人たちを含む「ブルームズベリー・グループ」と呼ばれる文化集団の一員として青春を過ごし、グループのひとり、レナード・ウルフと結婚。30代なかばで作家デビューし、レナードと出版社「ホガース・プレス」を立ち上げ、「意識の流れ」の手法を使った作品を次々と発表していく。代表作に『ダロウェイ夫人』『灯台へ』『波』など、短篇集に『月曜日か火曜日』『憑かれた家』、評論に『自分ひとりの部屋』などがある。 西崎 憲(にしざき・けん) 1955年生まれ。翻訳家、作家。著書に『世界の果ての庭』『蕃東国年代記』『ヘディングはおもに頭で』『未知の鳥類がやってくるまで』『全ロック史』ほか。訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『第二の銃声』バークリー、『ヘミングウェイ短篇集』など多数。電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰。
-
水中の哲学者たち/永井玲衣
¥1,760
出版社:晶文社 2021年9月 判型: 四六判 体裁:並製 頁数:268p いま、 何かおすすめの本はありますか? と聞かれたら、 とりあえずこの本を挙げています。 永井さんの文章は、 心の隅っこの方の これまで陽の当たることのなかった、 でもとても大切な場所を やわらかく照らすような やさしさを感じます。 その光は、 温度をあまり感じない 水のような印象で、 過剰な肯定ではなく、 ただここに在ることを 許すような不思議な感覚。 弱さを知り、 在ることそのものを 肯定していくことが、 哲学を学ぶひとつの意味なのかもしれない、 本書を読んでそう思いました。 以下は出版社ホームページより。 ◇永井玲衣(ながい・れい) 1991年、東京都生まれ。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載なども手がける。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
-
整体対話読本 お金の話/川﨑智子、鶴崎いづみ、江頭尚子
¥1,850
出版社:土曜社 2022年4月13日 判型: B6変判(182 × 123 × 12.78ミリ) 頁数:224頁 今回はまさかのお金の話。 すっっごく面白い。 整体的にお金を語ると こんな話になるんだ、 という驚きというか 感動というか 発見がたくさんある。 食べるために得たお金は 食べるために使う。 言われてみればたしかに、 と思いつつ、 ときに何のために働いているのか、 つい忘れてしまいそうになる。 働く意味を 別の角度から見ることにもつながりそうです。
-
新版 雪に生きる/猪谷 六合雄(著)
¥3,410
出版社:カノア 2021年12月 判型: 四六判 (縦194mm 横139mm 厚さ40mm) 体裁:上製 頁数:560p 重さ:600g んでもやってみたくなるのは、 悪いくせだなあと思っている。 ただ、 世の中には 本当になんでも勘良く こなしてしまう方がいて、 それは私たちの住む地域でも 例外ではない。 積み重ねてきた歳月も もちろんあるだろうけれど、 勘所を捕まえるセンス とでもいうべきものを 目の当たりにすると、 如何ともしがたいと思う。 昔から、 「フォームがいいね」と なぜかよく言われてきた、 ただ、 残念ながら、 わたしには 勘所を捕まえるセンスは 備わっていない。 山里での生活が長くなるにつれて そのことがより明白になってきた。 過ぎていく時間の速度も どんどん速まるなか、 縮こまって意欲を失うこともある。 それでも 新しいことができるようになることは とても楽しいし、 世の中には、 無数のやったことないものが 溢れている。 うまくできなくても、 できることはできるだけやってみよう。 #猪谷六合雄 さんの文章を読むと、 内側からその気持ちが湧いてくる。
-
庭とエスキース/奥山淳志
¥3,520
出版社:みすず書房 2019年4月 判型: A5変型判 頁数:328p 重さ:480g しみじみと言葉をかみしめる ことができる一冊です。 同じ眼差しを保つことは じつはとてもむずかしいことな気がするのですが、 突き放さず、感情移入せず ここまで精緻に言葉を紡げるなんて。そして、その文章を読むことができるのは、幸せなことだと感じました。不思議な多幸感。 今年の心に残る一冊。