生きとし生けるあなたに/真名井大介【サイン入】シリアルナンバー
¥2,480
SOLD OUT
発行:真名井大介 2022年5月初版 2024年4月4刷 製本:上製 先日、詩人の真名井大介さんがらくだ舎を訪れてくれました。 ありがたいことに、サインを入れていただいたので こちらにも上げておきます。 ニュースレターに少し、お会いした時のことを書きました。 良ければご覧ください。
夜の木/シャーム、バーイー、ウルヴェーティ 青木恵都 訳【12刷】
¥3,960
発行:タムラ堂 2022年 判型:35cm×23cm 製本:上製 頁数:40頁 版を重ねる毎に表紙が異なる『夜の木』。12刷は絵本の冒頭に登場する物語「闇夜に光る木」の場面、タラブックス版の初版表紙と同じものを使用しています。 できるだけ長く、ゆっくりと必要な方にお届けしたいので、お一人様2冊までとします。 少しでも早く情報を仕入れ、早く入手する。その情報競争によってこぼれ落ちてしまう人がもしいるのだとしたら(間が悪く、また発売日などに疎い自分のことを含めて)、その遅れて本と出合った人が欲しいと思った時に買える機会を細く長く少しでも残したいと思いますし、その辺りが辺境にある本屋の役割なのかもしれないと思うこともあります。 らくだ舎で売り切れるということは、おそらく他の書店の方々のネット通販ではすでに売り切れているのでは、と思いますので、あそういえば買ってなかったとか、どこも売り切れているけれどなんとか買うことができた、そうした声に寄り添うよゆな、しんがり的位置付けで捉えていただければ。 本屋の店頭で見るたびに心を奪われてきた絵本。 まさか取り扱わせていただける日が来るとは思いませんでした。 本当にありがたく光栄なことです。 店頭のみで販売していましたが、 在庫分少しだけ通販分もご用意しました。 判型が大きいので、ゆうパックかヤマト便での発送となります。 送料が高くついてしまいますので、 別商品の同時購入も考えてみると良いと思います。 本書を調べていると度々見られる転売。 中古品を買取に出したり、メルカリで販売したり、 というのはもちろん止める権利などありませんが、 新品同様・未開封として定価以上で販売すること (そもそもそれを目的として購入すること) の良し悪しについて、僕はまだ判断ができていません。 高騰した古書を販売する古書店ももちろんありますし、 必要な人と手放す人がいて、互いに合意した金額で買うこと自体は、 商いの一つの側面でもあるような気もしていますが、 そこには 継続的に本に関わっているかどうか?という視点はあるように思います。 何を言いたいかというと、 「個人」の方が、高く売れるから、という理由で本書を購入し、 読まずに、新品・未開封で定価以上で販売するのはどうかおやめください。 心待ちにされていた方や この本との出合いを喜んでくださる方にどうか届きますように。 以下は発行元ホームページより。 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。 神が住むと言われる木。 そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
パレスチナステッカー三種セット/Nada
¥850
私たちにできることは少ないですが、 せめて買うことを選ぶ、という小さいけれど前向きな選択によって パレスチナに想いを馳せること、平穏が戻るよう祈ること 少しでも事態が前進することを諦めないこと を続けていきたいと思っています。 よろしければこの機会に。 パレスチナ・ガザ地区で暮らすアーティスト、ナダ・アル・カティブさん、 そしてご家族を支援するためのステッカー。 モチーフをナダさんが描いています。 日本の大学院で工学を学ぶパレスチナ人のLamaさんと 大学院でグローバル問題を学ぶ福田さんが日本での声かけ人となり、 ナダさん、ご家族が安全な場所に避難するための資金を集めています。 ※全ての利益は、ガザでの戦争から彼女と彼女の家族が安全な場所に避難するために使われ、 郵送費用・印刷代以外のお金を受け取ることはありません。 もちろん、らくだ舎も同様です。 ステッカーはすでに買い上げており、同額でお譲りするような格好になります。 日常のふとした瞬間に 意思を表示したり、 祈りを捧げたり、 具体的な小さな行動に繋がったり、 また、 ステッカーを貼ることで、 少しだけ勇気が湧いてくるかもしれません。 以下はらくだ舎より。 私が、パレスチナ問題を認識したのは、社会人になってからのことだった。 入社して、生協のカタログ編集を仕事にし、その商品として「パレスチナのオリーブオイル」「パレスチナのオリーブオイル石けん」を知った。私は、フェアトレード週間に合わせたチラシを担当して、100字くらいの紹介文を書くために商品の情報を調べ、「パレスチナ」について認識したのだった。 それから数年後、それらの商品を扱うオルター・トレード・ジャパン(株)、そして産地支援のために立ち上げられたNPOであるAPLAの方々と、私たち編集室の人間が、仕事の枠を超えて何かできないか、と立ち上がった会に誘ってもらう形で関わり始めた。さまざまな課題について、ドキュメンタリー映画の上映会を通して考える会を企画し、何度目かの上映会で取り上げたのが、パレスチナ問題、『自由と壁とヒップホップ』というドキュメンタリー映画。印象に残ったのは、ライブハウスの空間で、私たちがライブに行った時と同じように、盛り上がるガザの若者たちの姿。赤いライトを浴びて叫ぶミュージシャンたち。ガザの壁の中には、当たり前に生活があり、ヒップホップを歌う人たちがいるのだと初めて気づいたのだった。 誰がテロリスト? 俺がテロリスト? ここは俺の祖国だぜ 誰がテロリスト? お前だよ お前が横取りしたんだろ ———————DAM「Who's the terrorist?」 らくだ舎という店舗を運営し始めることになり、五年ほど、『パレスチナのオリーブオイル』『パレスチナのオリーブオイル石けん』を扱い続けてきた。ガザへの大規模な空爆が起こってから、何かしたいという気持ちだけを持っていた。私がしていたことといえば、とにかくオリーブオイルを使うことだけ。ちょっと多めに使う。使って、食べながら、パレスチナのことをほんの少しだけ考えていた。 今年の始め、APLAがパレスチナ・ガザ地区、ヨルダン川西岸地区での支援活動に寄付を募集していたので、ごく少額を寄付した。本当は、店頭で呼びかけるなどしたいという思いもあったのだが・・・準備できなかった。本屋としては、ガザ関連の書籍などを仕入れ、目立つところにおいている、くらい。(私もまだ読んでいない・・・) 明らかに、勉強不足と準備不足だが、言いたいし、言うことには意味があるはずだと思うから言う。私個人、現在の考えという前提で。 パレスチナの人たちが攻撃され、亡くなることは、とても理不尽なことで、その理不尽さとパレスチナの人たちの存在を認め、支援したいと思うことは、自然なことだと思う。 先日参加したオンライン勉強会で、パレスチナ問題とは、土地収奪と先住民の迫害である、という整理をされていて、なるほどと思った。(わかったつもりになるのは危ないことだけど)ガザでこんなにもたくさんの生活者の方が亡くなっていること、自由を奪われていること、容認して良いことではないはずだ。 小さなできることとして、らくだ舎では、パレスチナのオリーブオイル、パレスチナのオリーブオイル石けんを、引き続き買うことができます。オンラインショップからも購入できます。 そして、今日からは、ライター佐久間裕美子さん @yumikosakuma が主宰するコミュニティ「Sakumag」 @sakumagcoop を通じて知った、パレスチナ支援のステッカーの販売を開始します。 ステッカーには、オリーブの木の柄がある。 以前オリーブオイルの勉強会でも聞いていたことだが、オリーブの木は、パレスチナの人々にとって、この地に根ざして、ずっと存在し続けることの象徴で、特別な意味を持つ木なのだという。パレスチナのオリーブオイルは、商品でありながら、彼ら彼女らの尊厳を守る意味があるのだという。ヨルダン川西岸地区の生産者団体が生産し、販売している。これまでも、オリーブの木を抜かれたり、燃やされたりしてきた中、ガザ侵攻後、ヨルダン川西岸地区でも迫害はエスカレートしているという。そんな中、なんとか生産・出荷されて日本に届いているオリーブオイルなのだ。ほんの少しの暮らしの支えになったらと思いながら、ほんの数秒意識を向けるだけだけれど、使い続けたいと思う。(貴)
パレスチナ オリーブオイル450g/ATJ(オルター・トレード・ジャパン)
¥2,470
※ビンなので、ゆうパックでのお届けとなります。 単体では送料が大きくかかってしまいますので、 他商品との同時購入をおすすめ致します。 「どれくらい入るだろう?」などありましたら お気軽にお問い合わせください。 私たちにできることは少ないですが、 せめて買うことを選ぶ、という小さいけれど前向きな選択によって パレスチナに想いを馳せること、平穏が戻るよう祈ること 少しでも事態が前進することを諦めないこと を続けていきたいと思っています。 よろしければこの機会に。 少し辛めとも言えるピリリとした最初の印象。 その後、甘みややわらかい苦みなどが舌の上に広がります。 本当に香りが豊かで、 混じり気なく、オリーブがギュッと凝縮されていることがわかります。 ドバドバと使うにはもったいないので、 ドレッシングとして野菜に和えたり、 パンにかけて使っていただくのがおすすめです。 私が、パレスチナ問題を認識したのは、社会人になってからのことだった。 入社して、生協のカタログ編集を仕事にし、その商品として「パレスチナのオリーブオイル」「パレスチナのオリーブオイル石けん」を知った。私は、フェアトレード週間に合わせたチラシを担当して、100字くらいの紹介文を書くために商品の情報を調べ、「パレスチナ」について認識したのだった。 それから数年後、それらの商品を扱うオルター・トレード・ジャパン(株)、そして産地支援のために立ち上げられたNPOであるAPLAの方々と、私たち編集室の人間が、仕事の枠を超えて何かできないか、と立ち上がった会に誘ってもらう形で関わり始めた。さまざまな課題について、ドキュメンタリー映画の上映会を通して考える会を企画し、何度目かの上映会で取り上げたのが、パレスチナ問題、『自由と壁とヒップホップ』というドキュメンタリー映画。印象に残ったのは、ライブハウスの空間で、私たちがライブに行った時と同じように、盛り上がるガザの若者たちの姿。赤いライトを浴びて叫ぶミュージシャンたち。ガザの壁の中には、当たり前に生活があり、ヒップホップを歌う人たちがいるのだと初めて気づいたのだった。 誰がテロリスト? 俺がテロリスト? ここは俺の祖国だぜ 誰がテロリスト? お前だよ お前が横取りしたんだろ ———————DAM「Who's the terrorist?」 らくだ舎という店舗を運営し始めることになり、五年ほど、『パレスチナのオリーブオイル』『パレスチナのオリーブオイル石けん』を扱い続けてきた。ガザへの大規模な空爆が起こってから、何かしたいという気持ちだけを持っていた。私がしていたことといえば、とにかくオリーブオイルを使うことだけ。ちょっと多めに使う。使って、食べながら、パレスチナのことをほんの少しだけ考えていた。 今年の始め、APLAがパレスチナ・ガザ地区、ヨルダン川西岸地区での支援活動に寄付を募集していたので、ごく少額を寄付した。本当は、店頭で呼びかけるなどしたいという思いもあったのだが・・・準備できなかった。本屋としては、ガザ関連の書籍などを仕入れ、目立つところにおいている、くらい。(私もまだ読んでいない・・・) 明らかに、勉強不足と準備不足だが、言いたいし、言うことには意味があるはずだと思うから言う。私個人、現在の考えという前提で。 パレスチナの人たちが攻撃され、亡くなることは、とても理不尽なことで、その理不尽さとパレスチナの人たちの存在を認め、支援したいと思うことは、自然なことだと思う。 先日参加したオンライン勉強会で、パレスチナ問題とは、土地収奪と先住民の迫害である、という整理をされていて、なるほどと思った。(わかったつもりになるのは危ないことだけど)ガザでこんなにもたくさんの生活者の方が亡くなっていること、自由を奪われていること、容認して良いことではないはずだ。 小さなできることとして、らくだ舎では、パレスチナのオリーブオイル、パレスチナのオリーブオイル石けんを、引き続き買うことができます。オンラインショップからも購入できます。 そして、今日からは、ライター佐久間裕美子さん @yumikosakuma が主宰するコミュニティ「Sakumag」 @sakumagcoop を通じて知った、パレスチナ支援のステッカーの販売を開始します。 ステッカーには、オリーブの木の柄がある。以前オリーブオイルの勉強会でも聞いていたことだが、オリーブの木は、パレスチナの人々にとって、この地に根ざして、ずっと存在し続けることの象徴で、特別な意味を持つ木なのだという。パレスチナのオリーブオイルは、商品でありながら、彼ら彼女らの尊厳を守る意味があるのだという。ヨルダン川西岸地区の生産者団体が生産し、販売している。これまでも、オリーブの木を抜かれたり、燃やされたりしてきた中、ガザ侵攻後、ヨルダン川西岸地区でも迫害はエスカレートしているという。そんな中、なんとか生産・出荷されて日本に届いているオリーブオイルなのだ。ほんの少しの暮らしの支えになったらと思いながら、ほんの数秒意識を向けるだけだけれど、使い続けたいと思う。(貴) 以下、 ATJ(オルター・トレード・ジャパン)さんの商品紹介。 古くから平和の象徴とされてきたオリーブ。 その原産地の一つ、パレスチナの大地から、平和への願いを込めてオリーブオイルをお届けします。 オリーブは平和、肥沃、そして生命の象徴として、特別な意味を持つ果実として扱われてきました。聖書やコーランの中ではオリーブが繰り返し登場します。そしてそのオリーブの実から生まれたオリーブオイルは、食用としてだけでなく、灯油や塗り薬、化粧品としても使われてきました。紀元前1000年には既にパレスチナ地方に搾油場があり、オリーブオイルを生産していた記録があるほどです。オリーブオイルは単なる食材以上の意味を持つものとして、パレスチナの人々の暮らし、文化、歴史に深く根づいてきました。 現在でもほとんどのパレスチナの村には搾油場があり、人々の貴重な生活の糧となっています。しかしイスラエルによる土地接収により、農地が奪われ、畑が破壊されるということがおきています。現に2000年以降、約20万本ものオリーブの木がイスラエル軍によって引き抜かれています。 このオリーブオイルは、農業復興に取り組む現地NGOと農民の協力によって作られました。ひと粒ひと粒ていねいに収穫したオリーブから抽出した一番搾りです。パレスチナの大地が育んだ豊かな味と香り。そこには村の人々の技と平和への願いが詰まっています。
食べる香味ラ〜油/Colectivo Kumano
¥1,000
115g 原材料はれんこん、鷹の爪、にんにく、玉ねぎ、なたね油、一味唐辛子、ごま油、甜菜糖、塩、醤油、白いりごま、山椒 化学合成農薬の使用をおさせて栽培した野菜を2種類の油でじっくりと炒めて作っています。 野菜と和えて、ご飯に乗せて、夏に美味しい食べる調味料。 個人的には、パスタと和える食べ方が好きです。 これは美味しい! 色川にゆかりのある方が加工に関わっているので こちらでも販売させてもらうことに相成りました。
らくだのしおり【オリジナル】
¥200
らくだ舎のオリジナルのしおりを作りました。 本に挟むと、 上部からひょっこりとららくだが顔を出します。 本のおともに。 デザイン:らくだ舎千葉貴子 印刷:日美印刷
ポストカード二種【らくだ舎オリジナル】
¥200
らくだ舎のオリジナルポストカードを 随分前に作っていました。こちらでも紹介します。 旅先でポストカードを書くのは 書いている本人もなんだ気持ちの良いものですし、 見ている方もなぜだか嬉しい気持ちになります。 それぞれの場所を訪ね、 その場その場で思い思いのポストカードを買い求め、 またそれぞれ思い浮かべた人に向け 短い言葉を書き連ねて、送る。 その遅さも、遠さも とても心地がいいなと思います。 らくだ舎に足を運ぶことが叶わない、 という方も まったく心苦しく思うことなく もし気に入っていただけましたら 使ってもらえたら嬉しい限りです。 しっかりとした厚紙、というよりは 普段使いの少し柔らかく薄めの紙です。 デザインは 新潟県・土佐で幅広く活動されている 小川温子さんによるもの。 「棚田」を通じた縁から お願いすることができ、 イメージ以上のやわらかく、温かみのある でも可愛らしすぎないデザインに 仕上げてくれました。 1枚は、「棚田」 1枚は、「色川の日常」 2つをセットにしてお送りします。 本を買うついでにでも。
DEEP LOOKING 想像力を蘇らせる深い観察のガイド/ロジャー・マクドナルド
¥2,420
。出版社:AIT Press 。判型:単行本 。ページ数:320ページ 。発売日:2022年06月30日 2024年再入荷 じわりと再入荷を重ねています。 私たちは 普段どれくらい 物事を観察できているか? 色川に長くいる 師匠的な方のひとりに、 「よく観察してみてくださいよ」 とときどき言われます。 同じ目で物事を見れていないことはたしかで、 じっと観察することなしに、 成果を求めようとすると、 必ずどこかで ほころびが生じることは 身をもって感じてきました。 本書の著者・ ロジャーマクドナルドは 「はじめに」で 深い観察について こう書いています。 この不確かな時代において未来を想像し、自らの手で切り拓いていく知恵を与えてくれる、知られざる力。 自覚はあるんです。 流れくる情報にのまれ、 表層だけを救いとって わかった気になっている。 著者が研究してきた アート、禅を切り口に、 道筋をたてて 深い観察について 丁寧に紐解いてくれる 本書は 頼もしい味方になってくれる と思います。 セルフパプリッシング ALT Pressから。 以下は著者ホームページより。 「アートの有用性」を独自に研究してきたロジャー・マクドナルドが解き明かす、 革新的な表現を生んだアーティストたちが実践した「深い観察」の知られざる力 近年、「アートの力」を活用して新たな機会創出をはかろうとする動きが強まっている。 アートの可能性を広げようと長年取り組んできた筆者のNPOのもとにも、 どのようにアートを取り入れるべきか、相談に訪れる人が年々増えている。 しかし、そうした相談を受けて私たちが「アートならではのメソッド」を提示することはない。 むしろ、メソッドとは対極にある肉体回帰的なアプローチこそなくてはならないと、声を大にして訴えている。 そしてそのヒントが、深い観察(ディープ・ルッキング)の実践にはあるのではないかと、筆者は考えている。 実際、セザンヌやピカソといった偉大なアーティストたちはみな、 より力強いクリエイティビティを発揮する意識状態へと自らを変化させるために、 深い観察(ディープ・ルッキング)を日常的に実践していた。 この意識状態において注目すべきは、平時の凝り固まった思考から解放され、 自由にクリエイティブに思考できるということだ。 いまの社会はかつてないスピードで変化しており、古い観念に囚われたままでは、やがて現実に対応できなくなっていく。 ディープ・ルッキングによってもたらされる非日常的な意識状態には、これを解きほぐし、 社会や世界をもう一度、ニュートラルな目で見ることを可能にする作用がある。 今日、世界は一日先の未来もわからないほどに、日に日に不安定さを増している。 にもかかわらず、生きている時間の大半を電子機器に支配され、注意を奪われ続け、 なにかをじっと深く観察することが難しくなってしまっているいまだからこそ、アーティストたちにならい、 「アートを観察する」という時間を意図的に設けることが、いまの私たちには必要なのではないだろうか。 本書では、筆者が長年独自に行なってきた研究をもとに、深い観察(ディープ・ルッキング)の歴史的背景とその実践について、具体的な事例も交えながら紹介していく。 最終章では、私たちが直面する喫緊の問題として気候危機を取り上げ、深い観察の実践を通して世界的な問題に取り組むヒントを考えていく。 アート好きはもちろん、この危機的な時代にどうやって社会を良くしていくことができるか、考えようとしている人にもきっと役立つ内容になっていると信じている。 本書が、不安定な時代の中で生きる読者が新たな地平を切り拓く一助となることを願っている。 <目次> 序章 なぜいま「観察」なのか──再発見される肉体回帰のアプローチ 第1章 見ているようで、見ていない──私たちはいかにして観察力を失ったか 第2章 革新を生んだ観察者たち──6人のアーティストに見る深い観察の物語 第3章 深い観察のためのプロトコル──現代によみがえる秘密結社の流儀 第4章 練習してみよう!──紙上からはじめるディープ・ルッキング 第5章 「適応」のための観察──危機の時代を生き抜くために
未知を放つ/しいねはるか
¥1,500
出版社:地下BOOKS 2021年6月 版型:B6判 頁数:215頁 再入荷しました。 昨年私たちが出版した本『二弐に2』と一緒に送料無料でお届けする リトルプレスセットの1冊でもあります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/78783246 ある人が、寛容さは技術、と言っていて、 その言葉が頭に残っている。 #しいねはるか さんの #未知を放つ を読んで、 この言葉を思い出した。 自分の弱さを顧みながら 日々を記録して、 それを一冊の本に編む。 かなり大変なことだと思う。 でも、 この作業によって、 きっとしいねさんの寛容さの技術は、 メキメキと培われたのだと思う。 読み手の心を穏やかにし、 他者とともに生きる寛容さに 栄養を与えてくれる一冊。 ⬛️目次 1.婚活 棚ぼたとコンプレックス 2.家族 固定観念から自由になる介護 3.終活 イエーイをうつした遺影 4.分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色 5.生活 いびつで文化的な最高の生活 ⬛️著者:しいねはるか 一九八一年生まれ。心身の不調和をキッカケに、二〇〇七年より整体をベースにした仕事を開始。身体と頭とハートを使ってここちよい心身を育てたい方のお手伝いをしています。バンドGORO GOLOやソロ名義での音楽活動を行う傍ら、一人一人の物語を紡いだZINE「tonarinogofuzine」の刊行を継続中。一人一人がそれぞれのまま、楽しく無理なく力を合わせられるような世界に住みたいと思っている。
一番茶を贅沢に 上ほうじ茶【手土産用パッケージ40g】
¥550
2024.5.29 今年の新茶が入ってきました。 様々な状況が変わるなか、余儀なく値上げということになっています。 お届けし続けられると良いなあと思っています。 2024.4.18追記 今季は売り切れました。6月以降に新茶が入荷予定です。入荷次第、お知らせいたします。 2023年製茶の新茶が入ってきました。 前季から少し値段が上がっています。 待っていた方、お待たせいたしました。 こちらは50gの手土産用サイズ。 らくだ舎でパッケージシールのデザインをお手伝いさせていただきました。 色川らしいモチーフを使いながら、 やわらかく、版画のような風合いにすることで、 両谷園らしさを伝えられたらとデザインしたものです。 色川を知っている人が別のお友達に紹介する際や、 こちらを訪れたかたのお土産として喜ばれるものになればと企画したもので、 よろしければ手にとって見ていただけたら嬉しいです。 100gの少し小さな袋に入ったものは(パッケージは同様ですが)こちらになります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/8006848 200gの大入りはこちらになります・ https://www.rakudasha-shop.com/items/63174846 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 ※3個までのご注文は、クリックポストで配送できます。 3~6個までは、レターパックプラス。 それ以上はヤマト運輸かゆうパックでの発送となります。 (状況によって2つを使い分けています) 注文個数に応じて、送付の方法を選択いただけたらありがたいです。 こちらの商品をお選びください。 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
【3個以上ご注文】一番茶を贅沢に 上ほうじ茶(200g)
¥1,100
2024.5.29 今年の新茶が入ってきました。 様々な状況が変わるなか、余儀なく値上げということになっています。 お届けし続けられると良いなあと思っています。 2024.4.18追記 今季は売り切れました。6月以降に新茶が入荷予定です。入荷次第、お知らせいたします。 こちらは200gの大入りサイズですので、お間違えないように。 お土産用の小さなパッケージは別で用意していますので、そちらをご利用ください。 https://www.rakudasha-shop.com/items/65450972 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。 ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 【ご注意ください!】 3個以上ご注文いただける場合は、必ずこちらの商品を選択ください! ゆうパックでお送りいたします。 1・2個まではレターパックプラスでお送りした方が送料がお安くなるので、 こちらの商品は選ばず、単品の商品を買い物かごに入れてください。 3つ以上のご注文の場合、 数量はお買い求めいただける数を選択ください。 (5個ご入用であれば5、3個ご入用であれば3) 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
【1~2個注文用】一番茶を贅沢に 上ほうじ茶(200g)
¥1,100
2024.5.29 今年の新茶が入ってきました。 様々な状況が変わるなか、余儀なく値上げということになっています。 お届けし続けられると良いなあと思っています。 2024.4.18追記 今季は売り切れました。6月以降に新茶が入荷予定です。入荷次第、お知らせいたします。 2023年製茶の新茶が入ってきました。 前季から少し値段が上がっています。 待っていた方、お待たせいたしました。 こちらは200gの大入りサイズです。お間違えないように。お土産用の小さなパッケージは別で用意していますので、そちらをご利用ください。 https://www.rakudasha-shop.com/items/65450972 新茶の時期は、発送の状況などによってお届けが少し遅くなってしまうかもしれません。ご了承ください。 今季から全体的にお茶の値段が少し上がっています。 ※2個までのご注文は こちらの商品をお選びください。 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
【3個以上注文用】ほうじ茶を手軽に ほうじ粉茶ティーバッグ(5g×20袋)
¥650
2024.5.29 今年の新茶が入ってきました。 様々な状況が変わるなか、余儀なく値上げということになっています。 お届けし続けられると良いなあと思っています。 ※3個以上のご注文は、こちらの商品をお選びください。 ゆうパックかヤマトでお届けします。 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 粉を便利なティーバッグに詰めているので、 毎日のお茶として 手軽にご利用いただけます。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
【1~2個注文用】ほうじ茶を手軽に ほうじ粉茶ティーバッグ(5g×20袋)
¥650
2024.5.29 今年の新茶が入ってきました。 様々な状況が変わるなか、余儀なく値上げということになっています。 お届けし続けられると良いなあと思っています。 ※2個までのご注文は こちらの商品をお選びください。 煎茶のうまみとほうじ茶の香り、 二つのいいところをあわせたような贅沢なほうじ茶。 粉を便利なティーバッグに詰めているので、 毎日のお茶として 手軽にご利用いただけます。 贅沢ながら飲み疲れのしないお茶で、 くらしのなかにスッと溶け込みます。 これが、新しいほうじ茶との出合いになるかもしれません。 注意していただきたいのは、淹れる温度。 グツグツ煮立ったお湯で煮出したり、 熱湯で淹れる必要ありません。 一度カップに湯を注ぎ、湯冷ましてから急須へ。 少しわずらわしいかもしれませんが、 このひと手間でぐんと美味しくなります。 気ぜわしいときこそ ひと手間かけてほっとひと息。 そんなシーンにピタリと合うほうじ茶です。 農薬・化学肥料に頼らないお茶づくりを続ける両谷園より。
暮らしにとけ込む煎茶 大雲取
¥1,400
2024.5.29 今年の新茶が入ってきました。 様々な状況が変わるなか、余儀なく値上げということになっています。 お届けし続けられると良いなあと思っています。 2024.4.18追記 今季は売り切れました。6月以降に新茶が入荷予定です。入荷次第、お知らせいたします。 2023年製茶の新茶が入ってきました。 前季から少し値段が上がっています。 3つまではクリックポスト 5つまではレターパックプラス 6つ以上はゆうパックあるいはヤマト宅急便でお送りします。 該当の個数の送料をお選びくだされば幸いです。 茶葉のうまみ、華やかな香り。 化学合成農薬・化学肥料を使わずに育てた茶葉だから、 渋みや雑味が少なく、えぐみもなし。 優しい味わいに仕上がります。 食中でも、献立を選ばず飲んでいただけます。 食後の一杯やお菓子といっしょに 飲まれると格別に美味しい。 そして、やっぱり和菓子。 とくにあんことの相性は抜群にいいです。 「煎茶」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが 心配いりません。 アツアツのお湯で淹れないこと(最適温度は80度前後) お湯を入れて2分ほど置いたら、 急須からお湯をしっかりと出し切ること これさえ守れば、怖いものはありません。 色川のお茶農家さんは こんなことを言っています。 「上ほうじ茶にした方が収入はいい。 だけど、やっぱり大雲取として収穫したい。 いい茶葉しか大雲取にできないから」 お茶農家のプライドも詰まっています。
IN/SECTS vol16「本をつくる」/LLCインセクツ
¥1,925
2023年3月31日初版発行(2023年7月第2版1刷) 発行:LLCインセクツ 判型: B5 CONTENTS ●地方発がおもしろい出版文化は空間的自由を得た?! Kilty BOOKS/mmbooks/さりげなく/真鶴出版/どく社/fuプロダクション/風旅出版 ●レーベルって楽しい!! 三輪舎/夏葉社/ミシマ社 3社の代表による”小さくやる”鼎談 ●装丁家・矢萩多聞さんと、本づくりがしたい! ●ゆnovationのZINE探訪「行ってみたかった本屋titleへ」 ●バーバリアンブックスの歩み ●注目のZINE Shop New Open! Dig a Hole Zines ●本づくりからその先へ。 リソグラフの可能性 ●田岡和也による、 手づくり本のススメ。 ●漫画 スケラッコさんの本づくり ●潜入! コミティア66 ●烽火書房 嶋田さんとサシ飲み ひとり出版社の孤独とこれから ●ようこそ、大阪へ! ジャカルタの出版社 ●編集部が注目する出版社/チームカタログ72 and more....。 版元ホームページより 約100団体、掲載! IN/SECTS 16号は、私たちが日々行っている「本をつくる」を特集します。と言ってもHOW TOではなく、今、私たちの目に映る快活に小さく本をつくる出版社やチーム、そして個人の皆さんに多数、登場いただいています。 業界全体の売り上げは下がっているにも関わらず、IN/SECTS周辺から聞こえてくる元気な声。そんなブックメイカーたちに着目し、今号では、「本をつくる」行為そのものから、売り場、コミュニティ、販路や、なぜつくるのか? についても、さまざまな人たちと話し、考えを交換してみました。 小さくつくれば上手くいく、というほど簡単なものではありませんが、この空間的にも地域的にも自由を得たインディペンデントな面々の活動をお楽しみください。
『百年の孤独を代わりに読む』/友田とん
¥1,320
SOLD OUT
2018年5月6日初版発行(2019年7月第2版2刷) 発行:代わりに読む人 判型: A5 頁 :203頁(一部カラー) 話はあちらへ、こちらへ。読み物としてめちゃくちゃ面白い。おすすめです。 版元では売り切れており、増刷の予定もないそうですが、 何事にもゆったりならくだ舎には、まだ仕入れさせてもらったものが複数ありました。 探しておられる方がいるかも、と思い、ネットショップにあげておきます。 版元ホームページより ノーベル賞作家G・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を読者であるあなたの代わりに「私」は読む。ところが「私」が『百年の孤独』を読もうとすると、つい話が横道に逸れて脱線してしまう。しかし、その脱線こそが読書の登坂車線をつくり出し、気づけばあなたは『百年の孤独』を読んでしまっている。そんな不思議な読書を体験してみませんか? 『百年の孤独』を読んだことのないあなたも、かつて読んだあなたも、ぜひお手に取ってください。そして、『百年の孤独』の面白さを語り合いましょう。
ELEPHAS#1 生命の星/PHILOSOPHIA
¥2,860
発行:PHILOSOPHIA 2022 2024.4.2 再入荷しました。 以下は出版社ホームページより。 ELEPHASは「美しいを哲学する」をテーマとする活動体「PHILOSOPHIA」が発行するインディペンデントマガジンです。表層だけではない美しさの本質を探り、その抽象的な概念をさまざまな表現に乗せお届けします。 「美しい」という言葉は、敷居が高く自分とは遠い存在のような言葉にも思えるが、この本に登場するのは皆同じ、この星の生命だ。創刊号のテーマは「生命の星」。「自然には勝てない」などと自らを卑下せず、誰かを崇拝しすぎることもなく、この星に生きる生命はそれぞれに全てが美しいという想いを込めて。 編集後記 「美しい」という言葉は、視覚だけではないあらゆる全てを包括しているような言葉。「美しいとは何か」という問いに対する答えは人それぞれで正解がなく、定義のない曖昧なもの。一生をかけて追求するに値する概念だ。そんな果てしのない考え事を、私はより多くの人と楽しみたい。そんな想いでELEPHASを創刊した。 ー 編集長 稲数麻子
いつでも夢を/上田義彦
¥14,300
2023年8月初版発行(第2刷) 発行:赤々舎 判型: H257mm × W182mm 頁 :584 Book Design:葛西薫 中本陽子 どんな仕事にも、それを形にした人がいる。 そんな当たり前のことに気づくことができたのは、 いつのことだったか。 ずっとテレビっこで、家では暇があればテレビを見ていた。 一体何回、烏龍茶のCMを見ただろうか。 本書のページを繰るたび、 あの映像が、 そして、 きわめて断片的だけれど当時の情景が、 ゆっくりと思い起こされていく。 そんな記憶もひっくるめて、 これはちょっとした宝箱のようなものだ。 上田さんが冒頭書いている、 当時のどこか牧歌的で人の気配溢れる中国を切り取った写真群 それはつまり、CMを制作する過程で出合った人や風景も多数収録されている。 出会ったことも訪れたこともないけれど、 その1枚1枚に懐かしさを感じるのは、僕だけだろうか? 一生に1冊の本になるかもしれない。 高額だし、判型も大きいので送料もかかってしまう。 けれど、同時代を生きてきたすべての年代の方にとって、 その軌跡を照らしてもらったような、 生きてきた道のりを肯定してくれるような そんな、手に入れて後悔はない1冊になる可能性のある写真集だと思います。 昨年、第1刷がまたたく間に売り切れ、重版することを知り、 ありがたいことに何冊か直筆のサイン入りを仕入れることができました。 収録されている作品は、 ページを美しく見ることができる 赤々舎ホームページからご覧ください。 http://www.akaaka.com/publishing/alwaysdream.html
ZINE イロカワ文学賞第1回/編・にゃんしー
¥550
2023年11月 zine 2024.4.20 さらに追加で持ってきていただき、在庫数を更新しました。 2024.3,2に追加で届けていただきました。 ふらりと訪ねてきてくれた方に 「どこからきたんですか?」 と聞いたら、大阪からだという。 なんと遠いところから。 聞けば、らくだ舎が目的地とのことで、 その人は、それから何度かわざわざ訪れてくれ、 正確な時系列は忘れたが、比較的早い段階で、 「イロカワ文学賞を作りたいのですが」 と恐る恐る切り出されたような気がする。 僕はそうした道を 書き手としても読み手としても通ってこなかったので、 文学賞というのがなんなのか、ほとんどわからない状態だったが、 その申し出と この山里に何かを感じてくれたことが嬉しく、 「あんまりわからないけど、いいですよ」と答えた気がする。 それから月日は流れ、 イロカワ文学賞の第1回の原稿をいただき、 誰が書いたかわからない状態の短編小説を 計14作品を拝読した。 表現が難しいのだけれど、 それぞれの作品には、 選び取る題材から文体、展開にいたるまで、 書き手の「我」とでもいうのか、 個性が前面に出ていて、 読んでいて、引っかかるところが多かった。 (誤解のないように申し添えるが、いい意味で) 「なんだこれ、面白いな」 と小説を読むこと自体を楽しいと感じ、 次にどんな作品が出てくるのか、わくわくした。 同時に、 普段読んでいる小説家の方々の文章は、 するすると読めてしまうがゆえに、人が書いたことを忘れてしまいそうになる瞬間があることに気づいた。 (巧いとか下手とかそういう二元の話をしているわけではないので、念の為。 するすると読める文章が、読み手にとって「いい」とは限らないし、 その人の心に刺さるとも思わない) 同人誌を作ったり、 文学フリマに足を運んだりする楽しさの一端を感じたし、 自分でも小説を書いてみたくなった。 複数の方から、 「文学賞の冊子は、まだできていないですか?」 と聞かれることがあり、 書くこと、読むことの静かな熱も感じている。 本冊子には、第1回に応募された方の14作品が収められ、 文学賞自体は、すでに3回目を迎えているのかな?書き手も増えている様子。 色川を舞台にした小説が集まっているわけではなく (それはそれで面白そうだから、読んでみたいけれど) らくだ舎が深く関わっているわけでもないが、 作り手@isqureadc さんの好意で 現在手に取れるのは、らくだ舎の店頭か、 後日登録予定のネットショップだけとなっている。 書くこと、本を作ること、もちろんそれを読むことも 万人にひらかれていてほしいし、 それぞれなりに楽しめる世の中であってほしい。
二弐に2 思い蠢く。二〇〇年後の土になる。/らくだ舎出帆室
¥4,290
らくだ舎出帆室という出版レーベルを立ち上げました。 およそ二〇〇年先になる、二二二二年を思いながら、 1冊の本を作りました。 『二弐に2(にににに)』という本です。 書誌情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『二弐に2 思い蠢く。二〇〇年先の土になる。』(らくだ舎出帆室) 定価:4,290円(税込) 発送予定:10月1日以降順次発送予定 1111部限定、シリアルナンバー入(重版予定なし) 装画:shunshun@shunshunten 詩 :石原弦@gen_ishihara 写真:大西文香@11ayaka3 ・畠中悠子@yukohatakenaka 小説:柞刈湯葉、柴田葵 短歌:柴田葵 寄稿:モリテツヤ@kisuikuko.mori 、高松夕佳@yuuka_tkmts 、青木真兵@luchalibro_library 、しいねはるか@miru.yorisou.totonoeru 、佐久間裕美子@yumikosakuma 、柳樂光隆@elis_ragina 、高村友也 挿画:コルシカ@corsica_kuno ブックデザイン、装丁、組版、挿画:fulbun factory 印刷:藤原印刷@fujiwara_printing 取材協力:NPO法人抱樸@houboku.npo 、山のハム工房ゴーバル@gobar_1980 その他協力:トンガ坂文庫@tongazaka_bunko_ 、Youth Libraryえんがわ@ylengawa 、中越パルプ工業株式会社 企画・編集・執筆:らくだ舎出帆室 千葉智史・貴子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 10月1日より先行販売を開始 10月8、9日に勝浦で行われるイベント が、多くの方の目に触れる最初の機会になりそうです。 その後、取り扱ってくださる本屋にて順次販売開始。 小さなイベントも複数の本屋さんと企画中です。
【らくだ舎読書気分セット(新茶をお届け)】二弐に2 思い蠢く。二〇〇年後の土になる。/らくだ舎出帆室
¥6,500
2024.5.29 お届けするほうじ茶が2024年の新茶になりました。 もしよければ、この機会にどうぞ。 二弐に2と一緒に私たちが週3日営業している喫茶室で提供する オリジナルブレンドコーヒーと、私たちの暮らす山里のお茶をお届けします。 二弐に2を読みながら、らくだ舎にいる気分が味わえるセットです。 いつか、山里にも遊びに来てください。 送料込みです。 <セット内容> ・二弐に2 ・らくだ舎オリジナルブレンド(太山寺珈琲焙煎室) 200g ・上ほうじ茶お土産用(両谷園) らくだ舎出帆室という出版レーベルを立ち上げました。 およそ二〇〇年先になる、二二二二年を思いながら、 1冊の本を作りました。 『二弐に2(にににに)』という本です。 書誌情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『二弐に2 思い蠢く。二〇〇年先の土になる。』(らくだ舎出帆室) 定価:4,290円(税込) 発送予定:10月1日以降順次発送予定 1111部限定、シリアルナンバー入(重版予定なし) 装画:shunshun@shunshunten 詩 :石原弦@gen_ishihara 写真:大西文香@11ayaka3 ・畠中悠子@yukohatakenaka 小説:柞刈湯葉、柴田葵 短歌:柴田葵 寄稿:モリテツヤ@kisuikuko.mori 、高松夕佳@yuuka_tkmts 、青木真兵@luchalibro_library 、しいねはるか@miru.yorisou.totonoeru 、佐久間裕美子@yumikosakuma 、柳樂光隆@elis_ragina 、高村友也 挿画:コルシカ@corsica_kuno ブックデザイン、装丁、組版、挿画:fulbun factory 印刷:藤原印刷@fujiwara_printing 取材協力:NPO法人抱樸@houboku.npo 、山のハム工房ゴーバル@gobar_1980 その他協力:トンガ坂文庫@tongazaka_bunko_ 、Youth Libraryえんがわ@ylengawa 、中越パルプ工業株式会社 企画・編集・執筆:らくだ舎出帆室 千葉智史・貴子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【応援版】二弐に2 思い蠢く。二〇〇年後の土になる。/らくだ舎出帆室
¥5,290
こちらは【応援版】です。 こちらが【通常版】です。 https://www.rakudasha-shop.com/items/78782555 (お届けする内容は変わりません) 応援版とは? できるだけどんな方でも購入しやすいように、価格は抑えたいと思う一方で、製作に関わっていただいた皆さんへの対価、必要な資材への対価、などを積み上げた結果、安いものにはできませんでした。 通常価格で購入いただいてももちろんありがたく、応援価格は、私たちらくだ舎出帆室が本書製作にかけた時間をお金に換算できる割合が高まり、結果的に継続性が高まる価格として設定しました。 値段とはなんなのか?未だ答えは見えぬままなのですが、一旦これが私たちの落とし所になりました。 ご判断を委ねる形で申し訳ありませんが、ご検討いただけましたら幸いです。 らくだ舎出帆室という出版レーベルを立ち上げました。 およそ二〇〇年先になる、二二二二年を思いながら、 1冊の本を作りました。 『二弐に2(にににに)』という本です。 書誌情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『二弐に2 思い蠢く。二〇〇年先の土になる。』(らくだ舎出帆室) 定価:4,290円(税込) 発送予定:10月1日以降順次発送予定 1111部限定、シリアルナンバー入(重版予定なし) 装画:shunshun@shunshunten 詩 :石原弦@gen_ishihara 写真:大西文香@11ayaka3 ・畠中悠子@yukohatakenaka 小説:柞刈湯葉、柴田葵 短歌:柴田葵 寄稿:モリテツヤ@kisuikuko.mori 、高松夕佳@yuuka_tkmts 、青木真兵@luchalibro_library 、しいねはるか@miru.yorisou.totonoeru 、佐久間裕美子@yumikosakuma 、柳樂光隆@elis_ragina 、高村友也 挿画:コルシカ@corsica_kuno ブックデザイン、装丁、組版、挿画:fulbun factory 印刷:藤原印刷@fujiwara_printing 取材協力:NPO法人抱樸@houboku.npo 、山のハム工房ゴーバル@gobar_1980 その他協力:トンガ坂文庫@tongazaka_bunko_ 、Youth Libraryえんがわ@ylengawa 、中越パルプ工業株式会社 企画・編集・執筆:らくだ舎出帆室 千葉智史・貴子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【思想セット】二弐に2 思い蠢く。二〇〇年後の土になる。/らくだ舎出帆室
¥10,000
※このセットは、お届けまでお時間をいただく可能性があります。 思っていたよりも思想セットに反応いただける方がおり、 状況によって在庫がないタイトルがある場合が出てきています。 たくさん在庫を持っておけないため、注文をいただいてから出版社にお願いする 可能性があり、お待たせしてしまい申し訳ありませんが、 最大2週間くらいお時間をいただくことがあります。 あらかじめご了承いただけたら幸いです。 以下は商品説明です。 二弐に2を作る際、私たちを根底で支えてくれた書籍を二弐に2とともに セットにしてお届けします。送料込みの価格で設定しています。 <セット内容> ・二弐に2 ・スモールイズビューティフル(講談社) ・つち式二〇二〇(つち式) ・「里」という思想(新潮社) ・脱成長(白水社) らくだ舎出帆室という出版レーベルを立ち上げました。 およそ二〇〇年先になる、二二二二年を思いながら、 1冊の本を作りました。 『二弐に2(にににに)』という本です。 書誌情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『二弐に2 思い蠢く。二〇〇年先の土になる。』(らくだ舎出帆室) 定価:4,290円(税込) 発送予定:10月1日以降順次発送予定 1111部限定、シリアルナンバー入(重版予定なし) 装画:shunshun@shunshunten 詩 :石原弦@gen_ishihara 写真:大西文香@11ayaka3 ・畠中悠子@yukohatakenaka 小説:柞刈湯葉、柴田葵 短歌:柴田葵 寄稿:モリテツヤ@kisuikuko.mori 、高松夕佳@yuuka_tkmts 、青木真兵@luchalibro_library 、しいねはるか@miru.yorisou.totonoeru 、佐久間裕美子@yumikosakuma 、柳樂光隆@elis_ragina 、高村友也 挿画:コルシカ@corsica_kuno ブックデザイン、装丁、組版、挿画:fulbun factory 印刷:藤原印刷@fujiwara_printing 取材協力:NPO法人抱樸@houboku.npo 、山のハム工房ゴーバル@gobar_1980 その他協力:トンガ坂文庫@tongazaka_bunko_ 、Youth Libraryえんがわ@ylengawa 、中越パルプ工業株式会社 企画・編集・執筆:らくだ舎出帆室 千葉智史・貴子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー