発行:世界文化社
初版:2025年3月
判型:23×23cm
総頁:48頁
製本:上製本
ISBN:978-4-652-20548-8
文字のない絵本。
日々生きていくなかで得ていく傷。
ともするとその傷は隠したいもの、なかったことにしたいもの。
でも、見方を変え、
その傷そのもの、あるいはその傷を癒していく過程
そして、治った傷のあった場所が、新たな輝きになっていく。
器を修復する技・金継ぎに着想を得て描かれる
色を失い、ひび割れていく世界は、
哀しく、喪失を連想させます。
でも、その喪失の先には微かな希望がつねにあるはず。
そう僕が信じたいだけかもしれませんが、
イッサ・ワタナベさんもそう信じているに違いない。
最後に収められているエミリー・ディキンソンの詩も素晴らしく、
描かれる世界と相まって心が震えます。