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生きとし生けるあなたに/真名井大介【サイン入】シリアルナンバー
¥2,480
SOLD OUT
発行:真名井大介 2022年5月初版 2024年4月4刷 製本:上製 先日、詩人の真名井大介さんがらくだ舎を訪れてくれました。 ありがたいことに、サインを入れていただいたので こちらにも上げておきます。 ニュースレターに少し、お会いした時のことを書きました。 良ければご覧ください。
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DEEP LOOKING 想像力を蘇らせる深い観察のガイド/ロジャー・マクドナルド
¥2,420
。出版社:AIT Press 。判型:単行本 。ページ数:320ページ 。発売日:2022年06月30日 2024年再入荷 じわりと再入荷を重ねています。 私たちは 普段どれくらい 物事を観察できているか? 色川に長くいる 師匠的な方のひとりに、 「よく観察してみてくださいよ」 とときどき言われます。 同じ目で物事を見れていないことはたしかで、 じっと観察することなしに、 成果を求めようとすると、 必ずどこかで ほころびが生じることは 身をもって感じてきました。 本書の著者・ ロジャーマクドナルドは 「はじめに」で 深い観察について こう書いています。 この不確かな時代において未来を想像し、自らの手で切り拓いていく知恵を与えてくれる、知られざる力。 自覚はあるんです。 流れくる情報にのまれ、 表層だけを救いとって わかった気になっている。 著者が研究してきた アート、禅を切り口に、 道筋をたてて 深い観察について 丁寧に紐解いてくれる 本書は 頼もしい味方になってくれる と思います。 セルフパプリッシング ALT Pressから。 以下は著者ホームページより。 「アートの有用性」を独自に研究してきたロジャー・マクドナルドが解き明かす、 革新的な表現を生んだアーティストたちが実践した「深い観察」の知られざる力 近年、「アートの力」を活用して新たな機会創出をはかろうとする動きが強まっている。 アートの可能性を広げようと長年取り組んできた筆者のNPOのもとにも、 どのようにアートを取り入れるべきか、相談に訪れる人が年々増えている。 しかし、そうした相談を受けて私たちが「アートならではのメソッド」を提示することはない。 むしろ、メソッドとは対極にある肉体回帰的なアプローチこそなくてはならないと、声を大にして訴えている。 そしてそのヒントが、深い観察(ディープ・ルッキング)の実践にはあるのではないかと、筆者は考えている。 実際、セザンヌやピカソといった偉大なアーティストたちはみな、 より力強いクリエイティビティを発揮する意識状態へと自らを変化させるために、 深い観察(ディープ・ルッキング)を日常的に実践していた。 この意識状態において注目すべきは、平時の凝り固まった思考から解放され、 自由にクリエイティブに思考できるということだ。 いまの社会はかつてないスピードで変化しており、古い観念に囚われたままでは、やがて現実に対応できなくなっていく。 ディープ・ルッキングによってもたらされる非日常的な意識状態には、これを解きほぐし、 社会や世界をもう一度、ニュートラルな目で見ることを可能にする作用がある。 今日、世界は一日先の未来もわからないほどに、日に日に不安定さを増している。 にもかかわらず、生きている時間の大半を電子機器に支配され、注意を奪われ続け、 なにかをじっと深く観察することが難しくなってしまっているいまだからこそ、アーティストたちにならい、 「アートを観察する」という時間を意図的に設けることが、いまの私たちには必要なのではないだろうか。 本書では、筆者が長年独自に行なってきた研究をもとに、深い観察(ディープ・ルッキング)の歴史的背景とその実践について、具体的な事例も交えながら紹介していく。 最終章では、私たちが直面する喫緊の問題として気候危機を取り上げ、深い観察の実践を通して世界的な問題に取り組むヒントを考えていく。 アート好きはもちろん、この危機的な時代にどうやって社会を良くしていくことができるか、考えようとしている人にもきっと役立つ内容になっていると信じている。 本書が、不安定な時代の中で生きる読者が新たな地平を切り拓く一助となることを願っている。 <目次> 序章 なぜいま「観察」なのか──再発見される肉体回帰のアプローチ 第1章 見ているようで、見ていない──私たちはいかにして観察力を失ったか 第2章 革新を生んだ観察者たち──6人のアーティストに見る深い観察の物語 第3章 深い観察のためのプロトコル──現代によみがえる秘密結社の流儀 第4章 練習してみよう!──紙上からはじめるディープ・ルッキング 第5章 「適応」のための観察──危機の時代を生き抜くために
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未知を放つ/しいねはるか
¥1,500
出版社:地下BOOKS 2021年6月 版型:B6判 頁数:215頁 再入荷しました。 昨年私たちが出版した本『二弐に2』と一緒に送料無料でお届けする リトルプレスセットの1冊でもあります。 https://www.rakudasha-shop.com/items/78783246 ある人が、寛容さは技術、と言っていて、 その言葉が頭に残っている。 #しいねはるか さんの #未知を放つ を読んで、 この言葉を思い出した。 自分の弱さを顧みながら 日々を記録して、 それを一冊の本に編む。 かなり大変なことだと思う。 でも、 この作業によって、 きっとしいねさんの寛容さの技術は、 メキメキと培われたのだと思う。 読み手の心を穏やかにし、 他者とともに生きる寛容さに 栄養を与えてくれる一冊。 ⬛️目次 1.婚活 棚ぼたとコンプレックス 2.家族 固定観念から自由になる介護 3.終活 イエーイをうつした遺影 4.分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色 5.生活 いびつで文化的な最高の生活 ⬛️著者:しいねはるか 一九八一年生まれ。心身の不調和をキッカケに、二〇〇七年より整体をベースにした仕事を開始。身体と頭とハートを使ってここちよい心身を育てたい方のお手伝いをしています。バンドGORO GOLOやソロ名義での音楽活動を行う傍ら、一人一人の物語を紡いだZINE「tonarinogofuzine」の刊行を継続中。一人一人がそれぞれのまま、楽しく無理なく力を合わせられるような世界に住みたいと思っている。
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『百年の孤独を代わりに読む』/友田とん
¥1,320
SOLD OUT
2018年5月6日初版発行(2019年7月第2版2刷) 発行:代わりに読む人 判型: A5 頁 :203頁(一部カラー) 話はあちらへ、こちらへ。読み物としてめちゃくちゃ面白い。おすすめです。 版元では売り切れており、増刷の予定もないそうですが、 何事にもゆったりならくだ舎には、まだ仕入れさせてもらったものが複数ありました。 探しておられる方がいるかも、と思い、ネットショップにあげておきます。 版元ホームページより ノーベル賞作家G・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を読者であるあなたの代わりに「私」は読む。ところが「私」が『百年の孤独』を読もうとすると、つい話が横道に逸れて脱線してしまう。しかし、その脱線こそが読書の登坂車線をつくり出し、気づけばあなたは『百年の孤独』を読んでしまっている。そんな不思議な読書を体験してみませんか? 『百年の孤独』を読んだことのないあなたも、かつて読んだあなたも、ぜひお手に取ってください。そして、『百年の孤独』の面白さを語り合いましょう。
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ELEPHAS#1 生命の星/PHILOSOPHIA
¥2,860
発行:PHILOSOPHIA 2022 2024.4.2 再入荷しました。 以下は出版社ホームページより。 ELEPHASは「美しいを哲学する」をテーマとする活動体「PHILOSOPHIA」が発行するインディペンデントマガジンです。表層だけではない美しさの本質を探り、その抽象的な概念をさまざまな表現に乗せお届けします。 「美しい」という言葉は、敷居が高く自分とは遠い存在のような言葉にも思えるが、この本に登場するのは皆同じ、この星の生命だ。創刊号のテーマは「生命の星」。「自然には勝てない」などと自らを卑下せず、誰かを崇拝しすぎることもなく、この星に生きる生命はそれぞれに全てが美しいという想いを込めて。 編集後記 「美しい」という言葉は、視覚だけではないあらゆる全てを包括しているような言葉。「美しいとは何か」という問いに対する答えは人それぞれで正解がなく、定義のない曖昧なもの。一生をかけて追求するに値する概念だ。そんな果てしのない考え事を、私はより多くの人と楽しみたい。そんな想いでELEPHASを創刊した。 ー 編集長 稲数麻子
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ZINE イロカワ文学賞第1回/編・にゃんしー
¥550
2023年11月 zine 2024.4.20 さらに追加で持ってきていただき、在庫数を更新しました。 2024.3,2に追加で届けていただきました。 ふらりと訪ねてきてくれた方に 「どこからきたんですか?」 と聞いたら、大阪からだという。 なんと遠いところから。 聞けば、らくだ舎が目的地とのことで、 その人は、それから何度かわざわざ訪れてくれ、 正確な時系列は忘れたが、比較的早い段階で、 「イロカワ文学賞を作りたいのですが」 と恐る恐る切り出されたような気がする。 僕はそうした道を 書き手としても読み手としても通ってこなかったので、 文学賞というのがなんなのか、ほとんどわからない状態だったが、 その申し出と この山里に何かを感じてくれたことが嬉しく、 「あんまりわからないけど、いいですよ」と答えた気がする。 それから月日は流れ、 イロカワ文学賞の第1回の原稿をいただき、 誰が書いたかわからない状態の短編小説を 計14作品を拝読した。 表現が難しいのだけれど、 それぞれの作品には、 選び取る題材から文体、展開にいたるまで、 書き手の「我」とでもいうのか、 個性が前面に出ていて、 読んでいて、引っかかるところが多かった。 (誤解のないように申し添えるが、いい意味で) 「なんだこれ、面白いな」 と小説を読むこと自体を楽しいと感じ、 次にどんな作品が出てくるのか、わくわくした。 同時に、 普段読んでいる小説家の方々の文章は、 するすると読めてしまうがゆえに、人が書いたことを忘れてしまいそうになる瞬間があることに気づいた。 (巧いとか下手とかそういう二元の話をしているわけではないので、念の為。 するすると読める文章が、読み手にとって「いい」とは限らないし、 その人の心に刺さるとも思わない) 同人誌を作ったり、 文学フリマに足を運んだりする楽しさの一端を感じたし、 自分でも小説を書いてみたくなった。 複数の方から、 「文学賞の冊子は、まだできていないですか?」 と聞かれることがあり、 書くこと、読むことの静かな熱も感じている。 本冊子には、第1回に応募された方の14作品が収められ、 文学賞自体は、すでに3回目を迎えているのかな?書き手も増えている様子。 色川を舞台にした小説が集まっているわけではなく (それはそれで面白そうだから、読んでみたいけれど) らくだ舎が深く関わっているわけでもないが、 作り手@isqureadc さんの好意で 現在手に取れるのは、らくだ舎の店頭か、 後日登録予定のネットショップだけとなっている。 書くこと、本を作ること、もちろんそれを読むことも 万人にひらかれていてほしいし、 それぞれなりに楽しめる世の中であってほしい。
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Echoing yours/大西文香
¥4,000
判型:B5 ページ数:52ページ 和歌山市に居をうつし、 活動されている写真家 大西文香さん@11ayaka3 の写真集「Echoing yours」 全てフィルムカメラで撮影された写真からは、 大西さんの人柄が滲み出ているかのような、 やわらかくあたたかな魅力を感じます。 表紙の写真は、 一枚一枚手作業で貼られたもので、 タイトルは活版印刷で印字されていて、 人の手で作り上げることを大切にした一冊。 じつは、 しばらく紹介したい本として温めていまして、 表紙にうつるよもぎの影が 美しいなと、 タイミングをもらいました。 四季折々、 見返すたびに発見のある 写真集です。 以下は著者ホームページより。 写真集「Echoing yours」 初となる写真集。全てフィルムカメラで撮影したものとなります。 山香デザイン室の小野友寛さんによって一冊の写真集へと仕上がりました。 巻末に直筆のシリアルナンバーを、表紙には一枚一枚手作業で写真を貼り、タイトルはデザイナー小野さんによる活版印刷で印字されています。最後の最後まで人の手で大切につくられました。 あなたがこの世界とより仲良くなるための一冊でありますように。
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over/朝岡英輔
¥5,390
サイズ:W294×H231mm ×D10mm ページ数:80ページ 「越えて向こう側にいく」という意味と、 「ここで終わり」という意味の、一見相反するような2つを持っているのが良いなと思い つけたというタイトル「over」 寄贈いただいたという 有り難さを差し引いても 素晴らしい写真集です。 写真集の具体的な良し悪しは 正直深すぎて わかりません。 これから時間をかけて 分け入っていきたい分野ですが、 個人的基準のひとつに、 「懐かしさ」があります。 朝岡さんの写真集からは 間違いなく懐かしさを 感じました。 決して自分には見ることができない個の視点。 だけれど、 そこに、 見たことがあるような全の視点が 重なる。 その独異性と共通性の境のようなところに、 自分が感じる懐かしさの源泉は 有る気がしています。 写真の並び、心の動き にまで意識を向けて ゆっくりとページを繰りたくなる。 写真集は素晴らしいなと 改めて思わせてくれた 一冊です。 以下は朝岡さんによる 紹介文です。 橋や鳥がモチーフとして登場しますが、犬や、草や、鉄柱や、朝焼けや、愛する人や、見知らぬ人も登場します。写真だけでしか伝わらないこと/写真だけでは伝わらないことがあるなと思い、写真と短い文章が交錯する構成にしました。
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2024縄文土偶カレンダー・GOOD DOGU!(作品集)セット/さとうゆかり
¥3,740
SOLD OUT
※2024.1.11 最後の一つになり、1月も中盤に差し掛かりましたので、 GOOD DOGU! https://www.rakudasha-shop.com/items/77186150 とのセットにし、送料無料にてお届けいたします。 店頭併売のため、売り切れの際はご容赦ください。 さとうゆかりさんがつくる縄文カレンダー2024年版が届きました。 土偶好きにはたまらない質感のあるイラスト。 あまり興味がなくとも、一年眺めれば、縄文人の仲間入り。 飾りやすいサイズ感もよくて、これは贈り物にもいいです。
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GOOD DOGU!/さとうゆかり
¥2,420
判型:B5版並製 ページ数:72ページ 個人的には 縄文土器、 とくに華美な装飾から熟練の技に移行していくかのような、 後期の土器が好きなのですが、 さとうさんの絵で 土偶の見方が少し変わったというか もっと知りたくなりました。 愛らしくて、 想像を掻き立てる 土偶のような存在は、 なかなかないんじゃないかな。 土偶のもつ魅力や その表現の豊かさが さとうさんの絵によって グッと引き出されています。 以下は著者ホームページより。 アートディレクションを師匠である佐古田さんにお願いしまして、デザインは私です。 ページを考える上で大事にした事は、土偶のタイプ分けしない事です。たくさんの土偶たちですが、形状や素材などで分類できて、それぞれ名前のように呼ばれているのです。 そういう専門的な事を外して、初めて土偶に遭遇したわくわく感を出そうと構成しています。それから最初の数ページは教科書などで見たことある国宝の土偶さんたちを集めています。 本の仕様について、手触りにこだわって紙を選んでいます。表紙の紙も中の紙もざらっと柔らかく手に残る嵩高紙を選びました。中面で使っているモンテシオンという紙はどうしても紙焼けはしやすいそうなのですが、それも何か土偶に似合うような気がしています。 作品集の写真撮影はondo galleryの東海林さん。
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新版学習まんがアフォーダンス/大林寛 コルシカ
¥1,100
サイズ:148×210mm ページ数:40ページ 2023.12.5 再入荷することができました。複数問い合わせをいただいており、売り切れたあとの入荷は現在未定です。 人間に意思はあるのか? 環境から与えられる情報をもとに、 感情や動作が起動するとすれば、 あるとも言い切れない。 たとえば、 椅子に座るという動作は 椅子になりうる物体がある という環境が私たちに働きかけ、 結果的に座る選択をした だけにすぎない。 というとき、 私たちは座るという選択を 主体的にしたのか? わからない、面白い。 物事の見え方がひっくり返るような、 心理学者ジェームズ・J・ギブソンの「アフォーダンス理論」を 「ÉKRITS / エクリ」編集長 大林寛さんが原作・監修 コルシカさん漫画で @corsica_kuno 絶妙にゆるく じつは骨太に仕上がっている 一冊。 絶版だった旧版から 全編漫画を描き直し フルカラー印刷し 新版として ふたたび冊子になりました。 この学習漫画風の作り、 紙質、厚み パッとみラフな外観ですが、 フィジカルの持つ良さを きちんと見据えた 一冊です。 一読目は ふーんと読み飛ばすかもしれません。 二読目、三読目 どんどんわからなくなります。 四読目くらいから なんかわかるかも? と視界が開けた感じに。 そしてまたわからなくなる。 考えるって面白い。
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タミオー日記5/タミオー
¥2,145
判型:文庫本サイズ(W10.5 X H14 X D2cm ) ページ数:430ページ 発売日:2017年11月 タミオー日記5 海外の旅行記を 海外で印刷(今回はタイ・チェンマイ)して 日本に持ってくる その発想。 びっちりと並ぶ極小文字、 写真、 紙片などをコラージュしたデザイン、 旅先の空気感を 真空パックしたような一冊。 6年ぶりのvol5だそうです。 上海再印刷+メキシコ+ラダック+インドバイク旅 編 ・上海再印刷(台湾・ベトナム・香港・上海) ・メキシコ(ぶらり旅) ・インド(ラダック・ラジャスターン州・バイク旅) 以下はホームページより。 あらすじ - - - - - - 2度目の海外印刷は、新天地を求めベトナムへ。紙質、印刷の質、印刷許可証などの問題により、1ヶ月半頑張ってみるも、ベトナムでの印刷を断念。 そして、前回印刷した上海に移動。印刷会社と戦いながら苦難を乗り越え何とか印刷にこぎつける。 合計約4ヶ月半の自分出版の旅。色々な方々に支えられて印刷した時の記録。 2度目のメキシコへ。1ヶ月間のぶらり一人旅の記録。 上海再び、N氏+A氏との奇妙な男達の共同生活を経て、単身インドへ飛び、憧れの地ラダックへ。 薄い空気・下痢と闘いながら秘境中の秘境ザンスカールをトレッキング。その後、どうしても押さえられない衝動に駆られ、スリナガルでYAMAHAの125ccのバイクを購入し、ムンバイを目指したバイク旅も収録。 - - - - - - 写真と旅の日記手帳を原寸大で再現! 筆者がタイ・チェンマイに滞在し印刷会社にて印刷。日本に逆輸入した本です!
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それでも変わらないもの/椋本湧也
¥2,200
SOLD OUT
。出版社:自費出版 。判型:120mm×174mm 。ページ数:272ページ 。発売日:2022年11月9日 『26歳計画』が好評だった椋本湧也さんの編まれた新しい本 『それでも変わらないもの』 らくだ舎にも入ってきています。 コロナ禍をどう過ごしてきたか、 22カ国、30人の書き手がそれぞれの場所からそれぞれの言葉でつづる手紙。 内省的に書かれた他者の文章は 不思議と自分自身を振り返る ひとつの鍵になるように思います。 脇田さんのブックデザインもよいです。 以下は出版社ホームページより。 世界22ヵ国で暮らす30名の日本人が手紙に綴る、コロナ時代の生活をめぐる書簡集。ヘルシンキのデザイナーからケープタウンの庭師、デリーの外交官からチリのお母さんまで。変わりゆく時代の中で彼らが感じてきたことを、「今この本を手に取っているあなた」に向けて、それぞれの場所から自由に綴ってもらいました。 ーー " 2020年の初頭に始まった世界的なパンデミックは、僕たちの生活に大きな変化をもたらしました。日常も、仕事も、人間関係も、たった数年前までは想像すらしていなかったような変化が今なお続いています。そんなめまぐるしい日々の中には、この状況でなければ気づけなかったことや、自分の生活を支えてくれたもの、それでも変わらなかったものが誰しもにきっとあるはず。その生活の小さな記憶を、「変化のただなか」から、手ざわりのある形として残しておかなければ、僕たちは本当の意味で次の一歩を踏み出すことができないような気がするのです。僕たちはひどく忘れっぽく、記憶を塗り替えてしまう生き物だから。" (本文「はじまりの手紙」より) 藍色の表紙に銀の箔押しがきらりと光るブックデザインは、前作に引き続き脇田あすかさんが担当しました。 巻末には作曲家の吉田文さんがこの本のために書き下ろした楽譜が掲載されています。 この本を手に取ってくれたあなたは、この数年間、どんな景色を見て、何を感じてきましたか?あなたからの返信の手紙を、世界各地からお待ちしています。 椋本湧也|Mukumoto Yuya 1994年生まれ、東京在住。 個人で本を制作しながら、インテリアメーカーと出版社で働いています。「詩を誤読する会」主宰。
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spectator vol33 クリエイティブ文章術
¥1,047
SOLD OUT
2015年5月12日発売 発行/有限会社エディトリアル・デパートメント ※版元在庫切れの号。 在庫整理の際、出てきたデッドストックです。 新品ですが、一部表紙に汚れや少しの傷などがある場合があります。 ご了承の上、お買い求めください。 以下は、Spectatorより。 書くことは力、書くことは自分を知ること、書くことは宇宙とファックすること…FacebookやTwitterでは伝えきれない熱い想いや世界をめぐる真実をクリエイティブに描いてみたい。そんなキミに送るスペクテイターの文章術。 スペクテイター 33号 CONTENTS ■WHO’S WHO THE GREAT CREATIVE WRITERS ■「ニュージャーナリズム小論」文・構成/赤田祐一 ■北山耕平 ロングインタビュー「頭のなかに聞こえる声に耳を傾けろ!」 ■RE-PRINT CREATIVE WRITINGS □「新世代のための文章学 新しい意識が鉛筆を握るとき」文/北山耕平 □「オラル・ドキュメント 誰も本人の話をしてくれないから 美空ひばりに逢ってみた」文/中上千里夫・松岡正剛 □「謎の東京ロビンソン博士」文/石飛仁 □「森安なおやを追いかけて──風呂敷包みの中には…」文/山辺健史 □「牛丼を食わせている奴らをぶちのめすために」文/松本哉 □「ラブホテルの三十人」文/阿奈井文彦 □「別れた男の家事」文/上原隆 □「雨宮鬱子の証券会社で働いたらひどい目にあった」語り/雨宮鬱子 ■鏡明インタビュー「ロックジャーナリズムとニュージャーナリズム」 ■岸川真インタビュー「100キロ走るつもりで行け! ぼくのセルフドキュメンタリー術」 ■THE BEST 101 BOOKS OF CREATIVE WRITING スペクテイター編集部推薦 クリエイティブな文章を書きたいキミに読ませたいノンフィクションの本101冊
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おいしいが聞こえる/ひらいめぐみ
¥1,540
2022 リトルプレス https://andpremium.jp/article/books-333/ &プレミアムWEB版で、本を選び、写真を撮り、文章を書きました。四週四冊。 一週目はひらいめぐみさんの「おいしいが聞こえる」 食にまつわる記憶は生きたあかし。食べることは生きる目的そのもの。ひらいさんがたべものの記憶を丁寧にたどる営みから、そんなシンプルなことを思い出せて嬉しかった。
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ohashi_toお箸/đôi đũa/筷子/疋田千里
¥1,650
発行:個人 判型: H148×W210mm(A5横) 頁数:16頁 初版800部 レシピ7品分が掲載された帯付き(日本2 香港3 ベトナム2) 以前から薄い繋がりがあった写真家・疋田千里(ひきたちさと)さんから ありがたいことに写真集取り扱いのご連絡をいただき、和歌山に届きました。 思わずお腹がなるような美味しそうな写真、 だけではなくて、 料理を文化と捉え、その背景にまで目を行き届かせているような とても澄んだ疋田さんの視点が印象的な一冊です。 帯にレシピが収録されているというなんとも素晴らしいアイディアも 一見の価値ありです。 今後も活躍が期待される疋田さんの写真集。 初版800部限定とのことなので、ピンときた方はぜひどうぞ。 以下は、疋田さんのホームページからの抜粋です。 疋田千里が旅したおはしの国の記憶と記録、第二弾 主に香港とベトナムのおはしがある風景と、ロンドンのチャイナタウンの様子など 開くと各国のレシピが載った帯付き、雁垂れカバーの裏にはエッセイと旅日記 (第一弾は台湾、韓国、日本のおはしを集めました。)
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26歳計画/椋本 湧也
¥2,200
SOLD OUT
出版社:Individual 2021年8月15日 判型:W107×H174mm/ 体裁:ガンダレ製本 頁数:208p ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ印刷 以下、椋本椋本さんのnoteより 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでくださいー》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁…。たくさんのこだわりがつまった一冊です。
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Weの市民革命・We Act!・ZINEvol3:DETROIT and Iセット/佐久間裕美子・Sakumag
¥3,500
発行:朝日出版社 2020年 Sakumag 2021年 Sakumag 2013年 書籍を買い求める立場に立った時、 これらはセットになっているといいなと思いました。 ので、セットを作りました。 We Act!、ZINEvol3:DETROIT and Iは販売価格を 書店に任せてくれているので、 セットで購入いただくとWe Act!は600円(税込) として計算します。 (Weの市民革命との2冊セットでは700円に。単体での販売は800円です) ZINEvol3:DETROIT and Iは、1,250円で計算しています。 (単体では1,300円) 3冊セットでお送りすると、送料はカバーできて 150円お釣りが来る感じです。 (We Act!、ZINEvol3:DETROIT and Iにはブックカバーをつけられません。 ご注意ください) 以下はWe Act!の感想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大事なことは足元にある。 変えられない大事を嘆くことなく、 変えられる小事を大切にしよう。 (本当は、物事に大小なんかないですが) 何かはじめたくなる、前向きなパワーに溢れたZINEです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下はWeの市民革命の感想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 風通しの良い本だと思った。 立ち枯れた木々が倒れ、 光が差し込むような清々しさ。 物事は大抵の場合、 とてもシンプルなんだけれど、 なぜか複雑さを帯びていく。 どうしてもその複雑さを前に立ち竦んでしまうが、 それでも 複雑さを丁寧に紐解いていくことでしか 得られないシンプルさがあるような気もしている。
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ZINEvol3:DETROIT and I(単体)/Sakumag
¥1,430
発行:Sakumag 2013年 ZINEvol3:DETROIT and Iは、単体では1,430円ですが、 3冊セットでは1,250円で計算します。 (ZINEvol3:DETROIT and Iにはブックカバーをつけられません。 ご注意ください) A面とB面 異なる視点で重層的に語られるデトロイトの街。 なんだか、空気感が閉じ込められているようで ちょっとした息苦しさを感じながら読み進めることになりました。 (グラシン紙のカバーも相まって) リアルなアメリカのいまを伝えるZINEは 時間が経つほどに資料として貴重なものになりそうです。 手に入るうちにどうぞ。
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Weの市民革命・We Act!セット/佐久間裕美子・Sakumag
¥2,300
発行:朝日出版社 2020年 Sakumag 2021年 書籍を買い求める立場に立った時、 2冊がセットになっているといいなと思いました。 ので、セットを作りました。 We Act!は販売価格を 書店に任せてくれる仕組みなので、 セットで購入いただくとWe Act!を650円(税込) として計算します。 (ZINEとの3冊セットでは600円に。単体での販売は800円です) 以下はWe Act!の感想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大事なことは足元にある。 変えられない大事を嘆くことなく、 変えられる小事を大切にしよう。 (本当は、物事に大小なんかないですが) 何かはじめたくなる、前向きなパワーに溢れたZINEです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下はWeの市民革命の感想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 風通しの良い本だと思った。 立ち枯れた木々が倒れ、 光が差し込むような清々しさ。 物事は大抵の場合、 とてもシンプルなんだけれど、 なぜか複雑さを帯びていく。 どうしてもその複雑さを前に立ち竦んでしまうが、 それでも 複雑さを丁寧に紐解いていくことでしか 得られないシンプルさがあるような気もしている。
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We Act!(単体)/Sakumag
¥800
発行:Sakumag 2021年 We Act!は販売価格を 書店に任せてくれる仕組みなので、 セットで購入していただいた方がお得です。 (Weの市民革命とのセットで650円、ZINEとの3冊セットで600円) (We Act!にはブックカバーをつけられません。 ご注意ください) 以下はWe Act!の感想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大事なことは足元にある。 変えられない大事を嘆くことなく、 変えられる小事を大切にしよう。 (本当は、物事に大小なんかないですが) 何かはじめたくなる、前向きなパワーに溢れたZINEです。
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つくづく別冊1/金井悟
¥1,320
発行:タイドラー 2021年 見た目とは裏腹に、 骨太な対談ばかり。 編集の力を感じます。 大人になるほどに、 友人とはなにかが、 わからなくなるような? 個人的な関心も相まって、 思わずしげしげと 読んでしまいました。 なぜかベンチで読みたくなる。
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消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ/安達茉莉子
¥1,760
発行:ビーナイス 2020年 身体の内側を じんわりと温めてくれる 湯たんぽのような本です。 少し心がよわったときに そっとひらいてみてください。
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日常の中に生まれてくるある瞬間について
¥1,430
SOLD OUT
日常の中に生まれてくるある瞬間について 著者:安達 茉莉子 出版:mario books 『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』 に続く、安達さんのリトルプレス。 やわらかな絵の力はもちろんなのですが、 忘れてしまいがちだけれど、 ふとした瞬間に湧き上がる、 でもすぐに消えてしまう そんな暖かな「心の瞬間」を あざやかに切り取り表現されていて、 やさしくやさしく胸を打ちます。 言葉と絵の力をじんわりと感じられる きっと誰かに勧めたくなる一冊です。 制作協力 株式会社ビーナイス 印刷所 中野活版印刷店 発行日 2020年1月(2刷)