出版社:港の人
判型:四六判変型
ページ数:88ページ
発売日:2022年4月
私たちの生活を国が言祝いでいる。
あなたはそこにいていいんだよ、
そう言ってくれている。
そのことが
こんなにも心強いとは。
無味乾燥に感じられる憲法の文章が、
齋藤さんの写真によって
生き生きと立ち上がってくるようです。
当たり前に思える
生存を保証することは、
まだ世界中で当たり前になっているわけではないし、
労苦の末に勝ちとったであろう
この憲法も
絶え間なく希求し続けなければ、
簡単に崩れてしまう可能性がある。
そのことを忘れてはいけないなあと思いつつ、
誰もが安心して生きていられる世界を
少しでも現実のものにしたいです。