-
親子の手帖増補版/鳥羽和久
¥1,320
[再入荷] 鳥羽和久 鳥影社 写真は増補版ではなく、 通常版です。更新できていなくてすみません。 子どもと向き合う、 というのは たぶん言うほど簡単ではなく、 さまざまな困難に 大人も子どももぶつかるはず。 しかもそれぞれ別の人間で、 個性も異なるとくれば、 乗り越え方に正解はない。 途方に暮れそうになります。 そこに、 著者はひと筋の光を 示してくれるかのようです。 そう思えるのは、 鳥羽さんの子どもを見る 眼差しがとても誠実で、 その人柄が、 言葉からにじむから。 ただ読めば解決、 なんてことはありませんが、 著作のなかで語られているケースは、 個別のようで普遍的。 親子の関係に悩んでいる方も これからの方も。 親だけでなく、 子が読んだら もっといいと思います。 元永彩子さんの装画も とても素敵です。
-
子どもの文化人類学
¥1,100
出版社:筑摩書房 。判型:文庫 。ページ数:272ページ 。発売日:2023年01月12日 写真左 油断すると割合が増えていくちくま文庫。 子どもの文化人類学は今日買ってくれた方が。 ありがとうございます。 竹内さんの本も刊行から時間が経った本ではありますが、 内容は色褪せていませんし、 むしろいまこそ読みたい、 ぼろぼろになるまで付き合える一冊です。 こうした本を 新刊で手に取ることができるのは、 けっして当たり前ではないようです。 充実した内容の本であっても、 惜しまれながら廃版になる本がたくさんあります。 復刊も増えてはいますが氷山の一角。 焼き増したような本を大量に出すより、 じっくりと付き合う本を じっくりと売り続けるほうがよいのでは? と思いますが、 世の中の速度に抗いきれないところもあるのでしょう。 肌感覚ですが、名著を新刊で手に取ることが、 困難になりつつあるような気もします。 (とくに大手の出版社) 真新しさにはあまり興味がなく、追い切ることもできないので、 既刊本もじっくり置いておきたいな、というのが、ひとつの選書方針 (と言うとずいぶん大げさですが)です。 その点でちくま文庫は 素晴らしいラインナップだなあと 感激します。 見えないところで支えてくれている方々がいるんだろうと思うと、 有難い気持ちにもなります。 長く付き合える本と出合える場になっていたら 嬉しいです。
-
夜の木/シャーム、バーイー、ウルヴェーティ 青木恵都 訳【13刷】
¥4,400
発行:タムラ堂 2022年 判型:35cm×23cm 製本:上製 頁数:40頁 13刷無事に入ってきました。 以下はタムラ堂ホームページより。 重版(13刷)の表紙は、「蛇の女神」です。 インド神話などで重要な存在の蛇の神。水と豊穣と守護を象徴し、信仰の対象として崇められてきました。 この蛇の女神が、皆様のお守りとなり、幸福をもたらしてくれますように。 なお、大変心苦しいのですが、今回、定価の改定をさせていただきます。 これまでの本体3,600円が、本体4,000円になります。 どうぞご理解をお願いいたします。 できるだけ長く、ゆっくりと必要な方にお届けしたいので、お一人様2冊まででお願いします。 少しでも早く情報を仕入れ、早く入手する。売り切れてしまったらそこで出合いは終わる。 その情報の言ってしまえば競争によってこぼれ落ちてしまう人がもしいるのだとしたら(間が悪く、また発売日などに疎い自分のことを含めて)、その遅れて本と出合った人が欲しいと思った時に買える機会を細く長く少しでも残したいと思いますし、その辺りが辺境にある本屋の役割なのかもしれないと思うこともあります。 らくだ舎で売り切れるということは、おそらく他の書店の方々のネット通販ではすでに売り切れているのでは、と思いますので、あそういえば買ってなかったとか、どこも売り切れているけれどなんとか買うことができた、そうした声に寄り添うよゆな、しんがり的位置付けで捉えていただければ。 本屋の店頭で見るたびに心を奪われてきた絵本。 まさか取り扱わせていただける日が来るとは思いませんでした。 本当にありがたく光栄なことです。 店頭のみで販売していましたが、 在庫分少しだけ通販分もご用意しました。 判型が大きいので、ゆうパックかヤマト便での発送となります。 送料が高くついてしまいますので、 別商品の同時購入も考えてみると良いと思います。 本書を調べていると度々見られる転売。 中古品を買取に出したり、メルカリで販売したり、 というのはもちろん止める権利などありませんが、 新品同様・未開封として定価以上で販売すること (そもそもそれを目的として購入すること) の良し悪しについて、僕はまだ判断ができていません。 高騰した古書を販売する古書店ももちろんありますし、 必要な人と手放す人がいて、互いに合意した金額で買うこと自体は、 商いの一つの側面でもあるような気もしていますが、 そこには 継続的に本に関わっているかどうか?という視点はあるように思います。 何を言いたいかというと、 「個人」の方が、高く売れるから、という理由で本書を購入し、 読まずに、新品・未開封で定価以上で販売するのはどうかおやめください。 心待ちにされていた方や この本との出合いを喜んでくださる方にどうか届きますように。 以下は発行元ホームページより。 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。 神が住むと言われる木。 そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
-
料理の意味とその手立て/ウー・ウェン
¥2,530
発行:タブレ 2020年 2024年12月再入荷 じっくりと読み込んでいけるので、 レシピ集というよりは、読み物とも言える1冊。 ウー・ウェンさんの本は、 どれも作る人のことを考えて作られている感じがして とても好感を持てます。 じっくりと一つ一つの料理と向き合い姿勢は、 生活に長く寄り添ってくれる、 心強い味方になるはずです。 台所の傍に、くたびれた感じでこの本が置いてあったら とっても素敵だなと。
-
つくるひとになるために/青木真兵 光嶋裕介【初版】
¥2,420
SOLD OUT
発行 :灯光舎 発売日:2023年8月 初版 版型:B6変形判 縦180mm 横150mm 厚さ17mm 製本:並製 頁数:260p 精力的な活動を続ける2人。 今年は、らくだ舎にもきていただき 静かに熱くさまざまな話をしました。 つくるひととは? 地に足をつけて自分の足で歩き、生きていくためには? 気づけば自分で自分のことを考えている。 そんなきっかけをくれる2人の往復書簡。 初版の1冊が出てきました。 表紙の意匠が封蝋に見立てた、浮き出しエンボス加工で より手紙感のある仕上がりに。 最後の1冊なので、もし探している方がいたらこの機会にどうぞ。
-
724の世界 2023/吉本ばなな
¥1,980
出版社:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 判型:B6変形(124×182mm) 頁数:240ページ イラスト:山西ゲンイチ ブックデザイン:大西隆介 沼本明希子(direction Q) バリューブックスの直取引レーベルから。 本書では、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。 アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、20歳になった子どもとの思い出を振り返ったり。 ページをパッと開くたびに、生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。 折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。
-
夜の木/シャーム、バーイー、ウルヴェーティ 青木恵都 訳【12刷】
¥3,960
SOLD OUT
発行:タムラ堂 2022年 判型:35cm×23cm 製本:上製 頁数:40頁 ご確認・ご了承の上、お買い求めください。 表紙に引っかき傷のような凹みが二箇所(いずれも1センチ満たないほど)あります。あまり目立ちませんが、凹みはわかります。 新品として仕入れ、在庫用本棚で基本的に動かさずに保管していた一冊です。ご了承いただければ、最後の一冊なので、お買い求めください。 版を重ねる毎に表紙が異なる『夜の木』。12刷は絵本の冒頭に登場する物語「闇夜に光る木」の場面、タラブックス版の初版表紙と同じものを使用しています。 できるだけ長く、ゆっくりと必要な方にお届けしたいので、お一人様2冊までとします。 少しでも早く情報を仕入れ、早く入手する。その情報競争によってこぼれ落ちてしまう人がもしいるのだとしたら(間が悪く、また発売日などに疎い自分のことを含めて)、その遅れて本と出合った人が欲しいと思った時に買える機会を細く長く少しでも残したいと思いますし、その辺りが辺境にある本屋の役割なのかもしれないと思うこともあります。 らくだ舎で売り切れるということは、おそらく他の書店の方々のネット通販ではすでに売り切れているのでは、と思いますので、あそういえば買ってなかったとか、どこも売り切れているけれどなんとか買うことができた、そうした声に寄り添うよゆな、しんがり的位置付けで捉えていただければ。 本屋の店頭で見るたびに心を奪われてきた絵本。 まさか取り扱わせていただける日が来るとは思いませんでした。 本当にありがたく光栄なことです。 店頭のみで販売していましたが、 在庫分少しだけ通販分もご用意しました。 判型が大きいので、ゆうパックかヤマト便での発送となります。 送料が高くついてしまいますので、 別商品の同時購入も考えてみると良いと思います。 本書を調べていると度々見られる転売。 中古品を買取に出したり、メルカリで販売したり、 というのはもちろん止める権利などありませんが、 新品同様・未開封として定価以上で販売すること (そもそもそれを目的として購入すること) の良し悪しについて、僕はまだ判断ができていません。 高騰した古書を販売する古書店ももちろんありますし、 必要な人と手放す人がいて、互いに合意した金額で買うこと自体は、 商いの一つの側面でもあるような気もしていますが、 そこには 継続的に本に関わっているかどうか?という視点はあるように思います。 何を言いたいかというと、 「個人」の方が、高く売れるから、という理由で本書を購入し、 読まずに、新品・未開封で定価以上で販売するのはどうかおやめください。 心待ちにされていた方や この本との出合いを喜んでくださる方にどうか届きますように。 以下は発行元ホームページより。 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。 神が住むと言われる木。 そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
-
わたしを忘れないで/著:アリックス・ガラン 訳:吹田映子
¥2,200
出版社:太郎次郎社エディタス 判型:A5 ページ数:224ページ 発売日:2023年03月10日 ベルギーのイラストレーター アリックス・ガランの デビュー作。 フランスやベルギーを中心とした地域の漫画を バンドデシネというそうで、 本書はその一冊。 認知症の祖母と 孫のクレマンスの 逃避行。 先々で出会う人。 その先で見た風景。 ロードムービー的な展開に、 現代的要素がちりばめられていて、 いまの空気感が 詰め込まれています。 クレマンスが祖母の家で 昔を回想するシーンは、 心に強く残りました。 以下は出版社ホームページより。 内容紹介 ベルギーで数々の賞を受賞した、フルカラーのグラフィックノベル。 認知症の祖母を施設から連れだしたクレマンスは、ある場所をめざして旅に出る。愛おしい記憶、願望と喪失、性、老い、母と娘……。疾走の果てに探しあてたものは──。鮮烈なロードムービーのような一作。 著者紹介 アリックス・ガラン(ありっくすがらん) 脚本家・漫画家。1997年、ベルギー(ナミュール)生まれ。ブリュッセル在住。幼いころからBD(バンド・デシネ)に惹かれ、バカロレア取得後、リエージュの聖ルカ芸術高等学校にてBDを学ぶ。2017年、サン・マロで開催されたケ・デ・ビュル祭にて「若き才能」賞を受賞。2018年よりPR会社にイラストレーターとして勤務しながら、本作品の制作を始める。デビュー作となる本作品で、2021年FranceCulture学生選考BD賞、2021年ベルギーFnacBD賞、2021年バベリオ賞(BD部門)、2021年ヴィクトール・ロッセルBD賞を受賞。 吹田映子(すいたえいこ) 教員・研究者。1982年、青森県生まれ。2019年より自治医科大学医学部総合教育部門(文学研究室)に勤務。専門は画家のルネ・マグリットを中心に19世紀末から20世紀にかけてのベルギー美術およびシュルレアリスム。著書に『ベルギーを〈視る〉:テクスト―視覚―聴覚』『ベルギーの「移民」社会と文化:新たな文化的多層性に向けて』(ともに共著、松籟社)がある。
-
じゅうぶん豊かで、貧しい社会 理念なき資本主義の末路/著:ロバート・スキデルスキー 著:エドワード・スキデルスキー 訳:村井章子
¥1,540
SOLD OUT
出版社:筑摩書房 判型:文庫 ページ数:416ページ 発売日:2022年03月14日 いま私たちが生きる日本は、 世界は、 豊かだと胸を張って言えるか、 正直わたしは 答えに詰まります。 もっと動かなければ、 なんだかそんな焦りばかりが 募りますが、 本当にできることは限られていることもわかりつつある。 せめて少しでも学びを、 その気持ちだけは 持ち続け、 小さな実践を重ねていけたら と思います。 以下は出版社ホームページより。 この本の内容 資本主義の下では資本の蓄積が自己目的化し、大企業は利益拡大にひた走る。結果、富める者だけが富み続け、雇用は不安定になり、格差が拡大する。成長の果実のおこぼれが一般庶民にもたらされないことは、ここ数十年の現実が証明済だ。であるならば政府が目指すべきは経済成長ではなく、国民の暮らしの質を上げることなのではないのか。著者らはその実現のために、余暇を生む労働時間の短縮、一定水準の暮らしを保障するベーシックインカムの導入、際限なき人間の欲望を抑えるための広告課税等の法整備を提案する。成長神話が叫ばれ続ける日本でこそ読まれるべき提言。 この本の目次 第1章 ケインズの誤算 第2章 ファウストの取引 第3章 富とは―東西の思想を訪ねて 第4章 幸福という幻想 第5章 成長の限界 第6章 よい暮らしを形成する七つの要素 第7章 終わりなき競争からの脱却
-
聞くこと、話すこと。/尹雄大
¥1,870
出版社:大和書房 。判型:4-6 。ページ数:264ページ 。発売日:2023年05月10日 ふつふつと身体の温度が 上がっていくような感覚。 技術や姿勢などよりも もっと根っこの 在り方について 書かれている。 私たちは 聞けているのだろうか? 話せているのだろうか? ゆっくり、立ち止まりながら、 何度も読みたい一冊。 以下は出版社ホームページより。 「論理的に話そう」を突き詰めた結果、私たちのコミュニケーションはただの情報のやりとりに陥ってしまったのではないだろうか。
-
スマホ時代の哲学/谷川嘉浩
¥1,760
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 。判型:A5変判 。ページ数:288ページ 。発売日:2022年11月 谷川嘉浩さんの著作 2つ届いています。 出版社、装丁、タイトル 同じ著者とは思えない 本の振れ幅がありますが、 どちらも語り口調がやわらかく、 すっと内容に引き込まれる 力があります。 鶴見俊輔のわかりにくさにせまる、という「鶴見俊輔の言葉と倫理」 孤独について哲学的考察を深めていく「スマホ時代の哲学」 個人的興味もあいまってですが、 どちらもおすすめします。 以下は出版社ホームページより。 目次 はじめに 第1章 迷うためのフィールドガイド、あるいはゾンビ映画で死なない生き方 第2章 自分の頭で考えないための哲学——天才たちの問題解決を踏まえて考える力 第3章 常時接続で失われた〈孤独〉——スマホ時代の哲学 第4章 孤独と趣味のつくりかた——ネガティヴ・ケイパビリティがもたらす対話 第5章 ハイテンションと多忙で退屈を忘れようとする社会 第6章 快楽的なダルさの裂け目から見える退屈は、自分を変えるシグナル おわりに あとがき Author description 著者情報 谷川嘉浩 1990年生まれ。京都市在住の哲学者。 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科特任講師。 哲学者ではあるが、活動は哲学に限らない。個人的な資質や哲学的なスキルを横展開し、新たな知識や技能を身につけることで、メディア論や社会学といった他分野の研究やデザインの実技教育に携わるだけでなく、ビジネスとの協働も度々行ってきた。 単著に『鶴見俊輔の言葉と倫理:想像力、大衆文化、プラグマティズム』(人文書院)、『信仰と想像力の哲学:ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)。共著に『読書会の教室』(晶文社)、『ゆるレポ』(人文書院)、『フューチャー・デザインと哲学』(勁草書房)、『メディア・コンテンツ・スタディーズ』(ナカニシヤ出版)、Neon Genesis Evangelion and Philosophy (Open Universe)、Whole Person Education in East Asian Universities (Routledge)などがあるほか、マーティン・ハマーズリー『質的社会調査のジレンマ:ハーバート・ブルーマーとシカゴ社会学の伝統』(勁草書房)の翻訳も行っている。
-
ことばが劈かれるとき/
¥748
SOLD OUT
出版社:筑摩書房 判型:文庫 ページ数:309ページ 発売日:1988年01月26日 油断すると割合が増えていく ちくま文庫。 子どもの文化人類学は 今日買ってくれた方が。 ありがとうございます。 竹内さんの本も 刊行から時間が経った本ではありますが、 内容は色褪せていませんし、 むしろいまこそ読みたい、 ぼろぼろになるまで付き合える 味わい深い一冊です。 こうした本を 新刊で手に取ることができるのは、 けっして当たり前ではないようです。 充実した内容の本であっても、 惜しまれながら廃版になる本が たくさんあります。 復刊も増えてはいますが、 あくまでも氷山の一角。 焼き増したような本を大量に出すより、 じっくりと付き合う本を じっくりと売り続けるほうがよいのでは? などと思ったりしますが、 世の中の速度に 抗いきれないところもあるのでしょう。 肌感覚ですが、 名著を新刊で手に取ることが、 困難になりつつあるような 気もします。 (とくに大手の出版社) らくだ舎は、 真新しさにはあまり興味がなく、 追い切ることもできないので、 既刊本もじっくり置いておきたいな、 というのが、 ひとつの選書方針 (と言うとずいぶん大げさですが) です。 その点でちくま文庫は 素晴らしいラインナップだなあと 感激します。 見えないところで支えてくれている 方々がいるんだろうと思うと、 有難い気持ちにもなります。 長く付き合える本と 出合える場になっていたら 嬉しいです。 この本の内容 からだは、自分と世界とがふれる境界線だ。そこに必死になって生きようとしながら、閉ざされ、病み、ゆがむ“からだ”…。幼時に耳を病んだ著者が、どのようにして“こえ”と“ことば”を回復し、自分と世界とのふれ合いを、また、人間関係のダイナミズムをとり戻していったか―。長く苦しい努力の過程を語りつつ、人間の生き方の根底を照らし出すユニークな一冊。 この本の目次 凍っていたノド からだとことば ことばとの出会い(失われたことば 発語への身悶え 物語と音への目覚め 師・岡倉士朗との出会い) からだとの出会い(解体することば 演技=行動するからだ 弓の修行から こえとの出会い 話しかけのレッスン) 治癒としてのレッスン(竹内演劇教室のはじまり 「ふれる」ということ―Sの場合 引き裂かれたからだ―Nの場合 対人恐怖について―WとMの場合 自閉症児とのふれあい―ひろし君の場合 現代社会とこえの歪み 明示性と含意性の統一) からだそだて(「からだ」を吟味する 「体育」を「からだそだて」と読む 姿勢について 「からだ」としてのことば 「からだそだて」の観点から見た全教科のパースペクティブ〔ほか〕)
-
君は君の人生の主役になれ/鳥羽和久
¥968
発行:筑摩書房 判型:新書 ページ数:256ページ 発行年月日:2022年10月 2022年、らくだ舎にてお話をしていただいた鳥羽和久さんの新刊。 ポツリポツリと店頭でも売れ、手に取られ、 学校の図書館にも推薦して入れていただきました。 ネットショップにも掲載しておきます。 と言っても、推しの文化論が晶文社から出ているので、既刊とも言えますが、 鳥羽さんの書籍は、既刊すべて、らくだ舎で長く売り続けます。 10代に向けて書かれた本と侮らないでください。 鳥羽さんの言葉は、グサグサと大人の心に(というよりも大人の心にこそ)突き刺さります。 10代に限らず、 若い人たちにとっては、 みなさんの背中を押す、とても心強い、 自分の未来を明るく照らす一筋の光になるはずです。 言うなれば、お守りのようなもの。 環境への適応は種の生存本能ということもできますし、 大人になることが悪いことばかりとも言えません。 ただ、自分の生きていきやすさだけを優先した結果としての 「大人になった」は真の意味で大人とは言えないんだと思います。 10代の頃、 私たちはそんなに生きやすくこの社会と向き合えていたでしょうか? いまでも、あの時の感覚を思い起こすことができるでしょうか? みずみずしく、悩ましく、毎日成長する子どもたちと日々接する鳥羽さんだからこそ 書けたであろう本書は、(既刊の親子の手帖、おやときどきこどももおすすめですが) すべての年代に学びのある一冊です。 来ていただいたという贔屓目もあるかもしれませんが、 自信を持っておすすめする一冊です。 以下は、版元ホームページより。 先生や親の言葉に違和感を持ち、悩むことの多い十代。みんなとは違う自分独特の生き方を見つけて、大人たちの「普通」を打ち破ろう。 鳥羽 和久(トバ カズヒサ) 1976年福岡生まれ。学位は文学修士(日本文学・精神分析)。大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開業。現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、小中高生150名余の学習指導に携わる。著書に『親子の手帖 増補版』(鳥影社)、『おやときどきこども』(ナナロク社)など。
-
世界のはじまり/バッジュ・シャーム/ギーター・ヴォルフ 青木恵那 訳
¥3,960
SOLD OUT
出版社:タムラ堂 初版2015年10月下旬 版型:天地285ミリ×左右284ミリ 製本:ハードカバー 頁数:24頁 第4刷が届きました。 版ごとに表紙の色が異なり、4刷はなんとも美しい青。 中央インドのゴンド民族に伝わる創造神話から、 人々の暮らしに息づく数多の物語の本質をすくい上げ、 描き上げられた絵本です。 作っているのは南インドの小さな工房。 古布を材料とした手漉きの紙に、シルクスクリーン印刷で刷られ、 さらに手作業による製本で、1冊ずつ丁寧に仕上げられているそう。 タムラ堂ホームページには、 この本が作られる過程を撮影した 動画のURLがありました。 とても素晴らしい本であることが 映像でもわかるので興味がある方は ぜひ見てみてください。 https://www.youtube.com/watch?v=0OB0B1pnYBc&feature=youtu.be
-
整体対話読本 お金の話/川﨑智子、鶴崎いづみ、江頭尚子
¥1,850
出版社:土曜社 2022年4月13日 判型: B6変判(182 × 123 × 12.78ミリ) 頁数:224頁 今回はまさかのお金の話。 すっっごく面白い。 整体的にお金を語ると こんな話になるんだ、 という驚きというか 感動というか 発見がたくさんある。 食べるために得たお金は 食べるために使う。 言われてみればたしかに、 と思いつつ、 ときに何のために働いているのか、 つい忘れてしまいそうになる。 働く意味を 別の角度から見ることにもつながりそうです。
-
ヘルシンキ 生活の練習/朴沙羅
¥1,980
SOLD OUT
発行:筑摩書房 2021年11月 判型:四六判 縦185mm 横133mm 厚さ190mm 頁数:288頁 いつの間にか身に付けた生活の仕方。 人と関わるかぎりついてまわる常識や慣習。 一度受け入れてしまうと 守ることに目が向きがちで 更新しづらくなってしまう。 ただ、本来は いつになっても学び、練習し、 絶えず自分を作り変えていくことそのものが 「生活」であることを 著者のヘルシンキでの日々を通じて 私たちは学ぶことができる。 どちらも使い尽くされたような 「生活」と「練習」という単語が、 合わさることで どうしてこんなにも新鮮に感じ、 こんなにも心を打つのか。 言葉の選び方、文章の運び、日々の細かな出来事を上手にすくいとる目と冷静な分析のバランスが素晴らしく、 スルスルっと読めてしまいます。 新年早々、とてもいい本に出合えました. 以下は筑摩書房ホームページより。 目次 1 未知の旅へ―ヘルシンキ到着 2 VIP待遇―非常事態宣言下の生活と保育園 3 畑の真ん中―保育園での教育・その1 4 技術の問題―保育園での教育・その2 5 母親をする―子育て支援と母性 6 「いい学校」―小学校の入学手続き 7 チャイコフスキーと博物館―日本とフィンランドの戦争認識 8 ロシア人―移民・移住とフィンランド 朴 沙羅 パク サラ 1984年生まれ。専攻は歴史社会学。立命館大学国際関係学部准教授を経て神戸大学大学院国際文化学研究科講師。単著に『外国人をつくりだす――戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』(ナカニシヤ出版)、編著に『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版)、訳書にポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(水声社)。
-
その悩みエピクテトスならこう言うね。/山本貴光 吉川浩満
¥1,540
SOLD OUT
発行:筑摩書房 2020年 当人にとって 頭をかかえる悩みに、 スパッと解決!なんて方法は おそらくない。 でも、 過去の賢人たちが どう考えてきたか知ることは、 直接の解にはならなくても、 道筋にはなるはず。 すぐわかる!これさえあれば! 手間なし!簡単! そんな言葉の誘惑をじっと堪えて。
-
未来をはじめる「人と一緒にいること」の政治学/宇野重規
¥1,760
版元:東京大学出版会 2018年8月刊 完璧な人は どこにもいない。 同じように、 完全な仕組みも存在しない。 困ったとき、 万能なひとつの解決策を 求めてしまいがちだけど、 その瞬間から 進む方向を間違えてしまっている。 民主主義は万能じゃない。 つねに、 自分たちの手で 更新し続けるもの。
-
これは水です
¥1,320
[再入荷] 『これは水です』 デヴィット・ウィリアム・ウォレス 阿部重夫 訳 田畑書店 日に日に 弾力を失っているように 思えるいまの社会。 この雰囲気に 負けたくないですね。 何に目を向けるかを選び、 どう意味を汲み取るかを選び、 なにを崇拝すべきかを選ぶ。 リベラルアーツの本質は そこにあると、 ウォレスは卒業生に 語りかけます。 決して難解な表現や言葉が 並んでいるわけではありません。 でも、 平易で すっと入ってくる文章でもない。 噛み砕かれすぎていない言葉は、 自分で咀嚼する甲斐があり、 だからこそ 何度も読み返したくなります。 今日は暖かく、 春の陽気。 新しい門出を祝う 贈り物にも。
