出版社:ニュース和歌山
判型:A5
ページ数:144ページ
発売日:2022年04月23日
気になる和歌山の古墳が
丁寧に紹介されている本書。
和歌山県立紀伊風土記の丘が、
編著をされています。
派手さはありませんが、
神話との関連性など考えると、
和歌山の古墳時代、
面白いのでは?
と個人的な関心も相まって、
ついパラパラと
ページをめくってしまいました。
和歌山を古墳から捉え直す試み、
とても興味深いです。
以下は出版社ホームページより。
身近な場所にある古墳の魅力を、和歌山県立紀伊風土記の丘学芸員が分かりやすく解説しています。
和歌山県最大の岩橋千塚古墳群を筆頭に、和歌山市、紀北、紀中、紀南の5エリアに分け、各地域に残る代表的な古墳を取り上げました。
古墳の規模や形、出土品、場所などから、築かれた時代やどんな人物の墓なのかを説明。特に、翼を広げた鳥形埴輪など全国的にユニークな埴輪が出土した大日山35号墳、石室が全国最大級の規模を誇る天王塚古墳、日本で唯一金製勾玉が出土した車駕之古址古墳をはじめ、洞穴に海辺の民を葬る磯間岩陰古墳、本州最南端の前方後円墳である下里古墳など、まさに和歌山県は「歴史の宝箱」です。
また、巻頭では基礎知識として、古墳の形状、構造と、内部の埋葬施設の特徴を解説し、巻末では、考古史料を展示する施設を紹介しました。さらに、アクセスや内部見学の可否にも触れ、ウォーキングガイドとしての役割も果たしています。
古墳ガイドを手に実際に巡ってみれば、はるか昔の古墳の世界へと誘われるかも。ぜひ、その魅力を体感してください。