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君は君の人生の主役になれ/鳥羽和久
¥968
発行:筑摩書房 判型:新書 ページ数:256ページ 発行年月日:2022年10月 2022年、らくだ舎にてお話をしていただいた鳥羽和久さんの新刊。 ポツリポツリと店頭でも売れ、手に取られ、 学校の図書館にも推薦して入れていただきました。 ネットショップにも掲載しておきます。 と言っても、推しの文化論が晶文社から出ているので、既刊とも言えますが、 鳥羽さんの書籍は、既刊すべて、らくだ舎で長く売り続けます。 10代に向けて書かれた本と侮らないでください。 鳥羽さんの言葉は、グサグサと大人の心に(というよりも大人の心にこそ)突き刺さります。 10代に限らず、 若い人たちにとっては、 みなさんの背中を押す、とても心強い、 自分の未来を明るく照らす一筋の光になるはずです。 言うなれば、お守りのようなもの。 環境への適応は種の生存本能ということもできますし、 大人になることが悪いことばかりとも言えません。 ただ、自分の生きていきやすさだけを優先した結果としての 「大人になった」は真の意味で大人とは言えないんだと思います。 10代の頃、 私たちはそんなに生きやすくこの社会と向き合えていたでしょうか? いまでも、あの時の感覚を思い起こすことができるでしょうか? みずみずしく、悩ましく、毎日成長する子どもたちと日々接する鳥羽さんだからこそ 書けたであろう本書は、(既刊の親子の手帖、おやときどきこどももおすすめですが) すべての年代に学びのある一冊です。 来ていただいたという贔屓目もあるかもしれませんが、 自信を持っておすすめする一冊です。 以下は、版元ホームページより。 先生や親の言葉に違和感を持ち、悩むことの多い十代。みんなとは違う自分独特の生き方を見つけて、大人たちの「普通」を打ち破ろう。 鳥羽 和久(トバ カズヒサ) 1976年福岡生まれ。学位は文学修士(日本文学・精神分析)。大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開業。現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、小中高生150名余の学習指導に携わる。著書に『親子の手帖 増補版』(鳥影社)、『おやときどきこども』(ナナロク社)など。
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ヘルシンキ 生活の練習/朴沙羅
¥1,980
SOLD OUT
発行:筑摩書房 2021年11月 判型:四六判 縦185mm 横133mm 厚さ190mm 頁数:288頁 いつの間にか身に付けた生活の仕方。 人と関わるかぎりついてまわる常識や慣習。 一度受け入れてしまうと 守ることに目が向きがちで 更新しづらくなってしまう。 ただ、本来は いつになっても学び、練習し、 絶えず自分を作り変えていくことそのものが 「生活」であることを 著者のヘルシンキでの日々を通じて 私たちは学ぶことができる。 どちらも使い尽くされたような 「生活」と「練習」という単語が、 合わさることで どうしてこんなにも新鮮に感じ、 こんなにも心を打つのか。 言葉の選び方、文章の運び、日々の細かな出来事を上手にすくいとる目と冷静な分析のバランスが素晴らしく、 スルスルっと読めてしまいます。 新年早々、とてもいい本に出合えました. 以下は筑摩書房ホームページより。 目次 1 未知の旅へ―ヘルシンキ到着 2 VIP待遇―非常事態宣言下の生活と保育園 3 畑の真ん中―保育園での教育・その1 4 技術の問題―保育園での教育・その2 5 母親をする―子育て支援と母性 6 「いい学校」―小学校の入学手続き 7 チャイコフスキーと博物館―日本とフィンランドの戦争認識 8 ロシア人―移民・移住とフィンランド 朴 沙羅 パク サラ 1984年生まれ。専攻は歴史社会学。立命館大学国際関係学部准教授を経て神戸大学大学院国際文化学研究科講師。単著に『外国人をつくりだす――戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』(ナカニシヤ出版)、編著に『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版)、訳書にポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(水声社)。
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その悩みエピクテトスならこう言うね。/山本貴光 吉川浩満
¥1,540
発行:筑摩書房 2020年 当人にとって 頭をかかえる悩みに、 スパッと解決!なんて方法は おそらくない。 でも、 過去の賢人たちが どう考えてきたか知ることは、 直接の解にはならなくても、 道筋にはなるはず。 すぐわかる!これさえあれば! 手間なし!簡単! そんな言葉の誘惑をじっと堪えて。