。出版社:新潮社
。判型:4-6
。ページ数:160ページ
。発売日:2023年01月19日
注文をいただき
直木賞、芥川賞
受賞作を。
こうした書籍まで
取り扱わせていただけるとは
やり始めた当初は
あんまり思っていなくて、
驚きとありがたさとが
ないまぜになった気持ちでいます。
以下は出版社ホームページより。
元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。40歳の植木職人・坂井祐治は、あの災厄の二年後に妻を病気で喪い、仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごす。地元の友人も、くすぶった境遇には変わりない。誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。仙台在住の書店員作家が描く、止むことのない渇きと痛み。
佐藤厚志
サトウ・アツシ
1982年宮城県仙台市生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒業。仙台市在住、丸善 仙台アエル店勤務。2017年第49回新潮新人賞を「蛇沼」で受賞。2020年第3回仙台短編文学賞大賞を「境界の円居(まどい)」で受賞。2021年「象の皮膚」が第34回三島由紀夫賞候補。2023年「荒地の家族」で第168回芥川龍之介賞を受賞。これまでの著作に『象の皮膚』(新潮社刊)がある。