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聲/石原 弦
¥2,585
発行:あさやけ出版 2020年10月 体裁:丸背上製糸かがり製本 頁数:168頁 収録作品:76 篇 造 本 新島 龍彦 製 本 有限会社篠原紙工 和 紙 柳川 杏美 箔押し 有限会社コスモテック 日々刻々と、日が短くなっていきます。 風は秋。 ゆっくりと詩を読むのに いい季節です。 以下、庭文庫さんの文章。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 庭文庫を運営するふたりではじめて出版社「あさやけ出版」からはじめてだす本です。 (詩集『聲』と詩集『石』同時発行) 飄々として しずかで 土の匂いがする 20年間豚を育てながら 静かに毎日を見つめてきた男の はじめての詩集 本文ページがはじまる前に、一枚手透きの美濃和紙を使用し、透明感のある本になっています。 今まで弦さんが30年あまり書き溜めてきた詩たちです 出版にあたっての石原弦さんの言葉。 (あさやけ出版さんのホームページに飛びます) http://asayake-shuppan.com/940
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竹紙ノート/カムワッカ
¥440
再入荷しました。 店でもネットショップでも静かに売れている竹で作られた紙を100%使ったできたノート。 クラシック・うり坊・パンダ3種類の図柄、茶色とホワイトの2色展開。 2023.01.30現在、全種類在庫があります。 お買い求めいただける際は、ご希望の柄「クラシック・うり坊・パンダいずれも茶色orホワイト」をご指定ください。選択が無い場合は、独断でお送りいたします。 罫線が入っているので文字が描きやすく、 思っていた以上に滑らかな描きごこちで気持ちいいです。 B5サイズの判型も持ち運びがしやすくていい。 何気ないメモ帳、日記、仕事用 ノートに文字を書くたびに ちょっとだけ優しい気持ちになります。 軽い贈り物にも良さそうです。
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新対話篇(単品)/東浩紀
¥2,640
発行:ゲンロン 2020年8月 判型:四六判 「この店の本棚だから、光る本がありますね」と初めて訪れた方が言ってくれた。 それはそれは嬉しい言葉で、しかも買ってくださった本が、内山節先生と若林恵さんの本で、なんてかっこいい組み合わせだ、と心の中の自分は小躍りしていた。 限られた本棚、お世辞にも多いとは言えないラインナップだが、棚のどこかで誤配が起こってくれたら、と日々ひそかに願っている。 加えて、ひとつの場に居続けていると、 人、物、情報が 思わぬタイミングでうまく行き合ったり、逆に行き違ったりといった誤配も起こる。 この思わぬが重なると、必然としか思えないときがあって、神の采配?と無神論者の自分ですら思ってしまう時がある。 それはお客さん同士だけではなく、自分も対象者のひとりで、 思わぬタイミングで思わぬ人と思わぬ話をして、その内容に自分で驚いたりもする。今日はそんな日だった。 そして、ふいに、訪れてくれるひととのやりとりは、対話なんだな、と腑に落ちた。きちんとした技術やプログラムがなかったとしても。 この感覚は、場を運営するひとりとして、留めておきたい。 対話と誤配を意識すると、明日は何が起こるだろう?とわからない少し先を、なんだか前向きに捉えられることに気付き、驚いた。 先行きの見えない今の日本に、対話と誤配教は需要があるかも。 以下、版元ドットコムより転載 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 紹介 ソクラテスの対話をやりなおす―― 哲学と芸術の根本に立ち返った本格対談集 東浩紀が2012年以降に行なった対談・鼎談から、 哲学と芸術をテーマとするものを厳選し集成。 対話というもっとも古く原始的な方法で人文知の再起動に挑む10章。 飴屋法水・柳美里との語り下ろしを加えた決定版。 目次 はじめに 草木の生起する国 梅原猛 テロの時代の芸術 鈴木忠志 SFから神へ 筒井康隆 種の慰霊と森の論理 中沢新一 文学と政治のあいだで 加藤典洋 正義は剰余から生まれる 國分功一郎 デラシネの倫理と観光客 五木寛之+沼野充義 歴史は家である 高橋源一郎 国体の変化とジェンダー 原武史 生きることとつくること 柳美里+飴屋法水 著者プロフィール 東浩紀 (アズマ ヒロキ) (著/文) 1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。 専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(2019年)、『テーマパーク化する地球』(2019年)ほか多数。
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忘却についての一般論/ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ
¥1,650
SOLD OUT
発行:白水社 2020年8月 判型:四六判 頁数:276頁 海外文学、しかもアンゴラの作家。 なかなか手に取りづらいかもしれませんが、おすすめです。 物語へ深く入っていく没入感、 少し身体が発熱するような読後感。 説明できる言葉を持たないのですが、 日本でもアメリカでもない 独特の文章は、 いままでになかった種類の 読む楽しみを感じられました。 以下は版元ドットコムより転載 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 紹介 この街すべてが崩れ落ちてしまわぬように 27年間にわたる泥沼の内戦下を独力で生き抜いた女性ルドをめぐる目くるめく物語。稀代のストーリーテラーとして知られる現代アンゴラ作家による傑作長篇。 ポルトガル生まれのルドヴィカ(ルド)は空や広い場所が怖い。両親を相次いで亡くし、姉オデッテの結婚に伴い、鉱山技師の義兄オルランドがアンゴラの首都ルアンダに所有する豪奢なマンションの最上階に移り住む。 長年にわたりポルトガルの支配下にあったアンゴラでは解放闘争が激化し、1975年ついに独立を宣言。動乱のさなか、姉夫妻が消息不明となる。恐慌をきたし、外部からの襲撃を恐れたルドは、マンション内の部屋の入口をセメントで固め、犬とともに自給自足の生活が始まる。 その後、アンゴラは27年間にわたる泥沼の内戦状態に陥る。その間、誰からも忘れられて孤独に暮らすルド。一方、外の世界では、独立の動乱を乗り越えた人々が、運命に手繰り寄せられるようにしてルドのもとへと引き寄せられていく。 魅力的で謎めいた登場人物と、詩的でユーモアに満ちたスリリングな展開。2013年度フェルナンド・ナモーラ文芸賞、2017年度国際ダブリン文学賞受賞作。 著者プロフィール ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ (アグアルーザ) (著/文) 1960年、アンゴラのノヴァ・リスボア(現ウアンボ)でポルトガル・ブラジル系の両親のもとに生まれる。大学はリスボンに渡り、農学を専攻するが、文学に目覚め、ジャーナリストを経て作家となる。1989年にConjura(『まじない』)でデビューして以来、精力的に作品を発表。2004年に刊行されたO Vendedor de Passados(『過去を売る男』)の英訳The Book of Chameleonsが2007年度インディペンデント紙外国文学賞を受賞。2012年に刊行された本書は、ポルトガル国内で翌2013年のフェルナンド・ナモーラ文芸賞を受賞。英訳A General Theory of Oblivionは2016年度国際ブッカー賞の最終候補作に選ばれ、2017年度国際ダブリン文学賞を受賞した。現代アンゴラのみならず、ポルトガル語圏諸国を代表する作家と目されている。作品はこれまで25の言語に翻訳されており、本書が初の邦訳となる。最新作はOs Vivos e os Outros(2020)。 木下 眞穂 (キノシタ マホ) (翻訳) 上智大学ポルトガル語学科卒業。訳書にパウロ・コエーリョ『ブリーダ』『ザ・スパイ』(角川文庫)、『ポルトガル短篇小説傑作選』(共訳、現代企画室)など。二〇一九年、ジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』(新潮クレスト・ブックス)で第5回日本翻訳大賞受賞
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Distance わたしの#stayhome日記/今日マチ子
¥1,650
発行:rn press 2021年5月 判型:B6判 縦182mm 横128mm 製本:並製 頁数:192頁 世界が変わっていくさまが、 感じられる。 変化は劇的に起こるわけではなくて、 気付いたら戻れなくなっている。 毎日描かれたイラストは、 その見えない変化の瞬間を捉えている気がする。 以下、版元ドットコムからの転載 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 紹介 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けた今日マチ子さん。頑張る人にそっと寄り添うような視点で描かれた一冊です。 漫画家・今日マチ子さんの想いが詰まった1年間の日記のような作品集。 著者プロフィール 今日マチ子 (キョウ マチコ) (著) 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新している1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon 』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に『みつあみの神様』で手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で 日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『かことみらい』『U』『5つ数えれば君の夢』など多数。 上記内容は本書刊行時のものです。
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未来住まい方会議/YADOKARI
¥1,650
発行:三輪舎 2016年3月 判型:四六判 製本:並製 頁数:240頁 物心ついたころには 自分の家は決まっていて、 住み続けるも引っ越すも 自分の意思が反映される余地は なかった。 1人暮らしを始めるときも、 間取りや家賃、駅からの距離、 不動産屋さんが出してくれる 条件だけが頼りで、 そこに自分の意思はあったんだろうか? 今考えるといまいち自信がない。 ちょっと話はそれるけど、 コロナウイルスによる影響で 家賃が払えない、 という言葉を目にするたびに、 家賃をもらう側が譲歩できる余地は ないのかな?と疑問に思う。 常に持つ側が有利、立場が上 という社会通念が幅をきかせる(少なくとも表面上そうみえる)のは、 なにか大切な一部が 麻痺してるんじゃないかなと思う。 住処は生活の根源のひとつ。 そこをがっちり握られているのは、 なんだかフェアじゃない気がする。 (そもそも人生はフェアじゃないということは置いておいて) いいことはニュースになりづらいから、 こうした例はきっとたくさんあるはずで、そう思うことで心はすこし救われる。 自分自身がそうなってしまわないように、常に注意を払わなければ、とも思う。 話は戻って、 住まい方ってもっと自由でもいいよねって、 のほほんと暮らしていると、 なかなか自分だけでは気づきづらいというか、思いもよらなかった! みたいなことも多い分野な気がする。 どうしたって、 資金とか時間とか技術とか体力とか いろんな制約が出てきてしまうけど、 少なくとも住まい方は もっと開かれている。 そんな気づきを与えてくれるような本を増やしていきたいし、 ゆくゆく、 具体的な場を生み出したい。 まずは小屋づくり! の勉強からかな。 YADOKARI 2012年「YADOKARI」始動。世界中の小さな家やミニマルライフを紹介する「未来住まい方会議」を運営。2015年3月、250万円のスモールハウス「INSPIRATION」発表。全国の遊休不動産・空き家のリユース情報を扱う「休日不動産」、空き部屋の再活用シェアドミトリー「点と線」、北欧ヴィンテージ雑貨店「AURORA」を運営。また名建築の保全・再生の一環で黒川紀章設計「中銀カプセルタワー」の一室をサポーターとともにソーシャルリノベーションし、シェアオフィスとして運営。リトルプレス『月極本』を年3回発行している。著書に『アイム・ミニマリスト』(三栄書房)がある。http://yadokari.net/ さわだいっせい YADOKARI株式会社代表取締役、アートディレクター。1981年兵庫県生・逗子市在住。 ウエスギセイタ YADOKARI株式会社代表取締役、プランナー。川崎市在住。
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実践日々のアナキズム/ジェームズ・C・スコット
¥3,080
発行:岩波書店 2017年9月 体裁:四六 ・ 上製 ・ カバー 頁数:230頁 山里に住んでいると、実践の人ばかりで時々自分は何もできないなあ、 とおそろしいほどに思ってしまう日があります。 身体を動かしながら、頭を動かしながら、ひとつずつ良いと思える方向へ。 以下、岩波書店のホームページより転載 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【概要】 アナキズムとは特別な政治運動でも革命でもなく,日々の暮らしの中から社会を変えていく実践である――東南アジアでのフィールドワークを通じて,国家の束縛から離れた社会のあり方を希求してきた政治学・人類学の泰斗スコットが,西欧文明社会で暮らす自らの経験からたどり着いた実践的アナキズムのエッセンスを,軽妙洒脱に説き明かす。 【目次】 はじめに アナキストの懐疑の眼,もしくはアナキストのように眺めること 組織の逆説 社会科学の実践に対するアナキストの懐疑の眼 一つ,もしくは二つのご注意 第一章 無秩序と「カリスマ」の利用 断章1 アナキスト柔軟体操というスコットの法則 断章2 不服従の重要性について 断章3 さらに不服従について 断章4 広告「リーダーがあなた方の導きに喜んで従うつもりで,支持者を求めています」 第二章 土着の秩序と公式の秩序 断章5 土着と公式,二つの「知る」方法 断章6 公的な知と管理の風景 断章7 土着的なるものの柔靱な反発 断章8 無秩序な都市の魅力 断章9 整然さの裏の無秩序・混沌 断章10 アナキスト不倶戴天の敵 第三章 人間の生産 断章11 遊びと開放性 断章12 なんて無知でばかげているんだ! 不確実性と適応性 断章13 GHP :総人間生産量 断章14 介護施設 断章15 制度のなかの人生という病理 断章16 穏やかな,直感に反した事例――赤信号の除去 第四章 プチ・ブルジョアジーへの万歳二唱 断章17 中傷されてきた階級を紹介する 断章18 軽蔑の病因論 断章19 プチ・ブルジョアジーの夢――財産という魅惑 断章20 プチ・ブルジョアジーのさほど小さくはない機能 断章21 「無料の昼食」,プチ・ブルジョアジーの親切 第五章 政治のために 断章22 討論と質――質の計量的測定に対する反論 断章23 もしそうなったら……? 監査社会の夢想 断章24 当てにならず,必然的に劣化する 断章25 民主主義,業績,政治の終焉 断章26 政治を弁護する 第六章 個別性と流動性 断章27 小口の善意と同情 断章28 個別性,流動性,そして偶発性を取り戻す 断章29 歴史の虚偽をめぐる政治学 注 訳者あとがき・解題(清水 展) 【著者】 ジェームズ・C. スコット(James C. Scott) 1936年生まれ.イェール大学政治学部・人類学部教授.邦訳著書『モーラル・エコノミー――東南アジアの農民叛乱と生存維持』(勁草書房),『ゾミア――脱国家の世界史』(みすず書房) 清水 展(しみず ひろむ) 1951年生まれ.関西大学特任教授.京都大学名誉教授.文化人類学,東南アジア研究.著書『草の根グローバリゼーション――世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略』(京都大学学術出版会),『噴火のこだま――ピナトゥボ・アエタの被災と新生をめぐる文化・開発・NGO』(九州大学出版会)など. 日下 渉(くさか わたる) 1977年生まれ.名古屋大学大学院国際開発研究科准教授.政治学・フィリピン地域研究.著書『反市民の政治学――フィリピンの民主主義と道徳』(法政大学出版局)など. 中溝和弥(なかみぞ かずや) 1970年生まれ.京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授.政治学・南アジア地域研究.著書『インド暴力と民主主義―― 一党優位支配の崩壊とアイデンティティの政治』(東京大学出版会)など.
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ギフトエコノミー /リーズル・クラーク
¥1,980
発行:青土社 2021年2月 頁数:250頁 来てくださったお客様と 商いってなんなのか? 公共ってなんなのか? そんな会話をしました。 ということでこの一冊。 片方が万能な場合はほとんどないような気がするので、 どちらに対しても 適切だと思う距離を測りつつ、 うまくやっていけたらなあ などと考えています。 以下は、青土社ホームページより転載 ------------------------------------------------------------------------ 持続可能な世界をつくるために私たちができること ヒマラヤの小さな村で「見返りをもとめない贈与」=真のギフトエコノミーに出会った著者は、友人と二人で不用品などのゆずり合いサイト「買わない暮らし」を立ち上げました。そしてサイトはまたたく間に全米から世界各地に広がり、一大ムーブメントを引き起こしました。この運動は単にエコというだけではなく、隣人とのつながりも深めるという意味で、新しいライフスタイルを提言しています。コロナ時代だからこそ求められる、読むだけで簡単に始められる、地球とお財布にも優しい「新しい生活様式」がここに! [著者] リーズル・クラーク 米ワシントン州在住。映像作家・ディレクターとして、「ナショナルジオグラフィック」や「NOVA」、BBCなどの科学番組やドキュメンタリーを数多く制作。エミー賞をはじめ、受賞歴多数。その傍ら、ネパールの山村の子どもたちのために私設図書館をつくるなど、現地の子どもたちの識字力向上にも取り組む。パートナーの登山家ピート・アサンズ、ふたりの子どもたちとともに、ヒマラヤをはじめとする世界各地を旅する。 [著者]レベッカ・ロックフェラー 米ワシントン州在住。ソーシャルメディアコンサルタント。市民運動、非営利団体主宰、文筆業などを経て、リーズル・クラークとともに「買わない暮らしプロジェクト」を立ち上げ、ギフトエコノミーの一大ムーブメントを巻き起こす。ふたりの娘とともに、鶏を飼い、野菜を育て、花を植え、島暮らしをたのしんでいる。エバーグリーン州立大学卒業。 [訳者]服部雄一郎 高知県在住。役所でごみの仕事に従事したのち、カリフォルニア、南インドを経て、山のふもとに移住。ブログ「サステイナブルに暮らしたい」(sustainably.jp)ほかSNSや各種媒体でエコロジカルな暮らしについて発信。訳書に『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)、『プラスチック・フリー生活』(NHK出版)ほか。カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院修了(修士)。
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「シェルパ」と道の人類学/古川 不可知
¥3,520
SOLD OUT
発行:亜紀書房 2020年2月 判型:四六判 製本:上製 頁数:368頁 著者紹介 古川 不可知(ふるかわ・ふかち) 1982年埼玉県生まれ。国立民族学博物館学術資源研究開発センター機関研究員。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門は文化人類学、ヒマラヤ地域研究。訳書にR・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ ――シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(奥野克巳らとの共訳/亜紀書房)、論文に「「仕事は探検」」『日本山岳文化学会論集』第14号(2016年)、「職業としての「シェルパ」をめぐる語りと実践」『年報人間科学』第36号(2015年)。「インフラストラクチャーとしての山道」『文化人類学』第83巻3号(2018年)などがある。単著としては本書が初となる。