出版社:みずき書林
判型:A5
ページ数:368ページ
発売日:2020年04月24日
本書のなかでたびたび登場するのが、
インドの二大叙事詩
「マハーバーラタ」
古代インドにおける
人生の四大目的
ダルマ、アルタ、カーマ、モークシャ
が語られているそうで、
ほとんどが
8音節4韻脚という韻律で
構成されているそうです。
(個人的にグッと興味を惹かれた
点です)
とても長い物語のようですが、
論考、あらすじ、小事典
で構成される本書は
とっかかりとして最適。
工夫の凝らされた構成、
眺めやすい大型の判型、
眺めて良しな装丁。
良い本です。
以下は出版社ホームページより。
深遠かつ美しい構造をもつ神話の宝庫をひらく。
アルジュナ、ドゥルヨーダナ、クリシュナ……人間的な魅力を放つ英雄たち。
ウシャナスの不死の術、聖なる飲料ソーマ、最強の武器ブラフマシラスなど、不可思議な秘術・宝物。
そしてヨーロッパ、北欧、日本の神話との謎めいた符合。
巨大な叙事詩に挑む著者の初心であり根幹である13篇の論考に、主筋のあらすじ+180項目の小事典を加える。