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ことばが劈かれるとき/

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出版社:筑摩書房
。判型:文庫
。ページ数:309ページ
。発売日:1988年01月26日


油断すると割合が増えていく
ちくま文庫。

子どもの文化人類学は
今日買ってくれた方が。
ありがとうございます。

竹内さんの本も
刊行から時間が経った本ではありますが、
内容は色褪せていませんし、
むしろいまこそ読みたい、
ぼろぼろになるまで付き合える
味わい深い一冊です。

こうした本を
新刊で手に取ることができるのは、
けっして当たり前ではないようです。

充実した内容の本であっても、
惜しまれながら廃版になる本が
たくさんあります。
復刊も増えてはいますが、
あくまでも氷山の一角。

焼き増したような本を大量に出すより、
じっくりと付き合う本を
じっくりと売り続けるほうがよいのでは?
などと思ったりしますが、
世の中の速度に
抗いきれないところもあるのでしょう。
肌感覚ですが、
名著を新刊で手に取ることが、
困難になりつつあるような
気もします。
(とくに大手の出版社)

らくだ舎は、
真新しさにはあまり興味がなく、
追い切ることもできないので、
既刊本もじっくり置いておきたいな、
というのが、
ひとつの選書方針
(と言うとずいぶん大げさですが)
です。

その点でちくま文庫は
素晴らしいラインナップだなあと
感激します。
見えないところで支えてくれている
方々がいるんだろうと思うと、
有難い気持ちにもなります。

長く付き合える本と
出合える場になっていたら
嬉しいです。

この本の内容
からだは、自分と世界とがふれる境界線だ。そこに必死になって生きようとしながら、閉ざされ、病み、ゆがむ“からだ”…。幼時に耳を病んだ著者が、どのようにして“こえ”と“ことば”を回復し、自分と世界とのふれ合いを、また、人間関係のダイナミズムをとり戻していったか―。長く苦しい努力の過程を語りつつ、人間の生き方の根底を照らし出すユニークな一冊。
この本の目次
凍っていたノド
からだとことば
ことばとの出会い(失われたことば
発語への身悶え
物語と音への目覚め
師・岡倉士朗との出会い)
からだとの出会い(解体することば
演技=行動するからだ
弓の修行から
こえとの出会い
話しかけのレッスン)
治癒としてのレッスン(竹内演劇教室のはじまり
「ふれる」ということ―Sの場合
引き裂かれたからだ―Nの場合
対人恐怖について―WとMの場合
自閉症児とのふれあい―ひろし君の場合
現代社会とこえの歪み
明示性と含意性の統一)
からだそだて(「からだ」を吟味する
「体育」を「からだそだて」と読む
姿勢について
「からだ」としてのことば
「からだそだて」の観点から見た全教科のパースペクティブ〔ほか〕)

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