副題:読書は脳をどのように変えるのか
著:メアリアン・ウルフ
訳:小松淳子
インターシフト
2019年に読んだ本のなかで、
とくに知的好奇心がバシバシ刺激された一冊でした。
読むこと・書くことは、
みなさん普段何気なく行っている行為だと思います。
でも、
じつは奇跡と言っても大げさではない能力であることを
本書は改めて教えてくれます。
最新の脳科学の研究結果、過去の識字の歴史、
ディスレクシアとよばれる読字障害の研究、
人が読み方を学ぶ過程・・・
多角的な角度で
読むこと・書くことの奇跡が紐とかれ
読みごたえ十分。
決してとっつきにくい文章ではありませんので、
うまくハマればスルスルと読めると思います。
最近、知的好奇心足りてないな、という方
ぜひ本書をどうぞ。