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サイレンと犀/岡野大嗣【サイン入】

¥1,870 税込

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発行:書肆侃侃房 2019年11月
判型:四六
製本:並製
頁数:144頁
装画:安福 望
装丁:駒井和彬

※直筆短歌、メッセージカード付
岡野さんと版元書肆侃々房の取り計らいで
辺境の地にも
サイン入りの歌集を届けてくださいました。
昨年から販売しているものですが、もちろん新刊です。クリスマスの贈り物にもよいかもしれません。

こちらは第一歌集です。

本の装丁はもちろん、
岡野さんが詠む短歌は
贈り物にもおすすめです。

短歌をよくご存じの方も、
初めてという方も、
ぜひ、
この機会に手にとってみてください。

以下、出版社ホームページより。
【著者プロフィール】
1980年大阪生まれ。2011 年に短歌を始める。まもなく木下龍也の作品に出会い、刺激を受けて作歌を続ける。2012 年、結成当日解散型不定形ユニット「何らかの歌詠みたち」を始動、短歌朗読をしたり作品集をつくる。2013年、田中ましろの企画・制作による「短歌男子」に参加。2014年、連作『選択と削除』で第57回短歌研究新人賞次席。

【5首】
もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい
ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる
河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る
そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき
つよすぎる西日を浴びてポケットというポケットに鍵を探す手

新鋭短歌シリーズ
今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
http://www.shintanka.com/shin-ei/

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