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韓国の「街の本屋」の生存探究/著:ハン・ミファ 訳:渡辺麻土香 解説:石橋毅史

¥2,200 税込

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。出版社:クオン
。判型:4-6
。ページ数:284ページ
。発売日:2022年05月31日


僭越ながら刊行前にゲラを拝読し、
感想を寄せました。
版元であるクオンのホームページに
全文掲載いただいています。
日本では、
大手の書店ですら、
閉店のニュースが飛び込んでくるようになりました。
はたして、
隣の韓国はどんな状態なんだろう?
少し歴史を遡りながら、
体系的に韓国の本屋事情を追っていけるのが、
本書の魅力のひとつです。
日本とは微妙に違う制度の話も、
興味深く拝読しました。
各所で根を張り
営みを続ける本屋が
隣の国にもある。
大多数ではないにせよ、
本屋を利用し続ける人がいて、
そうした方々に支えられて
存続している。
そのことを知れるだけでも、
少し頼もしい気持ちになります。
なんとか5年10年
続けていけたらという思いを
新たにしました。

以下は出版社ホームページより。

DETAIL INFO 商品詳細
本屋が息づくと、その街が息づく──

韓国各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。
長年にわたり韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。
日本語版には出版ジャーナリスト石橋毅史を「案内人」に迎え、解説やオリジナルエピソードも収録。
夏葉社代表 島田潤一郎による寄稿も巻末に収録。

目次
案内人あいさつ
第1章 街の本屋、ブームの始まり
第2章 誰が、なぜ、どうやって?
第3章 街の本屋はどんなところ?
第4章 本屋で食べていけるのか?
第5章 生死のカギを握る「供給率」と「納品」
第6章 避けられない話、図書定価制
第7章 小さな羽ばたきは始まっている
第8章 持続可能な明日に向かって

刊行前に読みました/三一文庫代表 キム・ギジュン
本書を取り巻く日々の風景
案内人より最後のコメント
同じ人たち/夏葉社代表 島田潤一郎

著者プロフィール
ハン・ミファ (ハン ミファ) (著/文)
出版評論家。
1994年に当時の韓国では珍しくマーケターとして出版業界に足を踏み入れて以来、「企画会議」をはじめ数多くの出版関連誌を刊行。
その後も主要日刊紙、雑誌、ウェブジン、ポータルサイトなど時代によって変化する様々なメディアを通じて、本の生態系の持続と発展に向けた応援の気持ちを行間ににじませながら、発言を続けてきた。
著書に『今の時代の定番の系譜』、『ベストセラーはこうして作られた』、『ジョブス使用法』、『子どもを読むということ』、『9歳の読書授業』、『書きながら育つ子どもたち』、共著に『絵本、韓国の作家たち』、『こんなにきれいな絵本』などがある。

渡辺 麻土香 (ワタナベ マドカ) (翻訳)
神奈川県横浜市出身。東京女子大学現代文化学部卒業。
フリーランスの翻訳者としてバラエティー番組の字幕翻訳のほか、書籍やウェブ小説など幅広いジャンルの翻訳に携わっている。
訳書にキム・ヨンソプ『アンコンタクト』(小学館)、キム・ドユン『マンガで学ぶ恐竜の生態』(マイナビ出版)、共訳書にユ・ガンハ『美、その不滅の物語』(クオン)などがある。

石橋 毅史 (イシバシ タケフミ) (解説)
1970年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。
出版社勤務を経て、出版業界専門紙「新文化」の記者、編集長を務める。2010年フリーランスの出版ジャーナリストとなる。
著書に『「本屋」は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る』(晶文社)、『まっ直ぐに本を売る』(苦楽堂)、『本屋な日々 青春篇』(トランスビュー)、『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)など。

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