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第一藝文社をさがして/早田リツ子

¥2,750 税込

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出版社:夏葉社 2021年1月
版型:四六判・上製
頁数:312頁

以下は出版社ホームページより。
『第一藝文社をさがして』は、女性史にかんする著作をもつ著者による、
出版社の稀有な評伝です。

第一藝文社とは戦前に伊丹万作、今村太平らの映画にかんする書物を刊行し、
杉山平一の『夜學生』などの詩集を刊行した、関西の出版社です。
出版社として活動した時期は約10年と短く、これまでその実態は謎に
つつまれていました。

著者は一通のメールから、地元の滋賀に存在した第一藝文社に興味をもち、
社主の中塚道祐の遺族のもとをたずねます。
そこで手にすることのできた中塚の私家本、図書館と古書店を通して触れた
刊行物をとおして、第一藝文社というひとりの編集者によって営まれた
出版社の理念と運命をあきらかにしていきます。

デザインは同じく櫻井事務所の櫻井久さん、中川あゆみさん、
装画は小川哲さんです。

本書は半透明のカバーに包まれていますが、本体はフルカラーの布張り
というめずらしい装丁です。
ぜひ、お近くの書店で手にとってご覧ください。

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