逃げ遅れた伴走者/奥田知志 | らくだ舎 ネットショップ

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逃げ遅れた伴走者/奥田知志

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発行:本の種出版 2020年12月23日
判型:四六判
製本:並製
頁数:288頁


ときどき、「どういう基準で本を選んでいるんですか?」と聞かれ、
そのたびに言葉に詰まります。

パン!と簡潔に説明できる言葉で話せないというか、話せるものでもないというか。
聞かれることが嫌、というわけではもちろんないのですが、聞かれるたびにモゴモゴと余計な言葉を重ねてしまい、その度に何かずれていってしまうような感覚もあり。

その時に気を取られているのは、言葉を選んだ瞬間にこぼれ落ちていく「言葉にならなかった断片」で、それを再び同じ形で掬いとることはとてもむずかしいことをいつも感じます。

一方で、言葉を選びとることは会話の上で必要不可欠であるし、その言葉が緒になって別の思いや可能性に至ったり、新しい視界がひらけたりすることは幾度も経験してきたはずで、つまるところ、私にただ勇気がないだけなのかもしれません。

なので、今年一年くらいをかけてじんわりと、言葉をこぼしては救い上げ、その過程を開いていこうと考えています。

なぜならそれは、自分たちのあり様を伝えるものにもなるだろう、そして、言葉を選び取ることによって、これから私たちが形にしたいことの輪郭がおぼろげながら見えるだろう、と言う予感のようなものがあるからです。

先述の問いに今簡単に答えるとしたら、「長く置いておきたい本」という答えになるのですが、強くそう思う一冊がこの奥田さんの一冊です。

断片的にしか奥田さんの活動を知らない私が何かを言うことはむずかしいですが、この帯文とビジュアルだけで本書を買い求める価値があると思っています。

大変失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、決して派手さはありませんし、たくさん売れる本でもないと思います。ただ、今後長く置き続ける確信のある一冊です。

少なくとも私にとってこの本は勇気の書です、間違いなく。

以下は出版社のホームページより。
◆もくじ◆
はじめに――逃げおくれの独り言
第1章 いのちの格差
 ラジオ番組より/今、人間として
第2章 罪ある人間
 オンライン対談より/文化人類学者が見るポストコロナ社会(対談の相手:上田紀行さん)
第3章 他者と出会う
 オンライン対談より/コロナ禍を生きる①(対談の相手:若松英輔さん)
第4章 生きる意志
 オンライン対談より/生きる意味を問うということ(対談の相手:玉木幸則さん)
第5章 希望のまち
 オンライン対談より/コロナ禍を生きる②(対談の相手:茂木健一郎さん)
おわりに――闇の中に光を見る

■著者紹介■
奥田知志(おくだ ともし)
1963年滋賀県生まれ。日本バプテスト連盟・東八幡キリスト教会牧師。認定NPO法人抱樸理事長。関西学院大学神学部大学院修士課程修了、西南学院大学神学部専攻科卒業、九州大学大学院博士課程後期単位取得。公益財団法人共生地域創造財団、ホームレス支援全国ネットワーク、生活困窮者自立支援全国ネットワーク、全国居住支援法人協議会など代表。第1回(2016年度)賀川豊彦賞、第19回(2017年度)糸賀一雄記念賞受賞。
著書に『もう、ひとりにさせない――わが父の家はすみか多し』(いのちのことば社、2011年)、『「助けて」と言える国へ』(共著、集英社新書、2013年)、『生活困窮者への伴走型支援――経済的困窮と社会的孤立に対応するトータルサポート』(共著、明石書店、2014年)、『いつか笑える日が来る――我、汝を孤児とはせず』(いのちのことば社、2019年)などがある。

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